【永田町ニュース】[防衛]小泉大臣、次世代潜水艦「原子力も選択肢」と重ねて表明

【永田町ニュース】[防衛]小泉大臣、次世代潜水艦「原子力も選択肢」と重ねて表明

【永田町ニュース】[防衛]小泉大臣、次世代潜水艦「原子力も選択肢」と重ねて表明

永田町情報

11月7日、小泉防衛大臣は、会見で、記者からの質問に対して、次期潜水艦の動力について原子力も選択肢として排除せずに検討する意向を改めて表明しました。

あわせて、先日のアセアン会合で、各国から日本の防衛装備品の導入に期待が寄せられていることに対して、マレーシアが中古潜水艦に熱い視線を注いでいることに触れ、大臣としてトップセールスを重ねていくと表明しました。

11月7日 小泉防衛大臣会見概要
記者質問:
TBSの番組で、「次の潜水艦の動力を今までのようにディーゼルでやるのか、それとも原子力潜水艦なのかについても議論しなければならないぐらい日本を取り巻く環境は本当に厳しい」との発言がありました。

大臣としては、次世代動力は、全固体電池や燃料電池ではなく、原子力が有力だとお考えでしょうか。

また、先日のマレーシア訪問で、日本の中古潜水艦に関心を示す国があったとのことですが、今後どのように交渉を進めていくのかお考えを伺います。

小泉大臣回答:
現時点で、「次世代の動力」について何ら決まっていることはない。

様々な分野で加速度的に変化する安全保障環境の中で、あらゆる選択肢を排除せず、抑止力・対処力の向上に必要な方策を検討していきますが、特定の結論ありきで進めるようなことはない。

ただ繰り返し原子力潜水艦の可能性も含めてというふうに私が申し上げているのは、原子力だからということで議論を排してはならないと、こういったことが私の思いとしてはある。

今後の防衛力の内容については、我が国の主体的判断の下、国民の命や暮らしを守るために何が必要なのか、安全保障環境を踏まえて、具体的かつ現実的に積み上げていかなければならない。

中古の潜水艦の話ですが、先日マレーシアで開催されたADMMプラスの際に、いくつかの国から、日本の潜水艦を含む、日本の防衛装備品の取得について関心があったことは事実。今後協議を進めるが、詳細については相手国との関係があることからお答えできない。

防衛装備移転は、我が国にとって望ましい安全保障環境を創出するための重要な政策的手段であり、私自身、地域の平和と安定の為にASEAN以外の国も含めて各国へのトップセールスを強化していく考えに変わりはない。

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