平成25年12月の記事一覧
[沖縄]自民・沖縄県連「辺野古・移設」を容認。県連会長は、辞意を表明。
沖縄・普天間飛行場の移設問題で、これまで「県外移設」を掲げてきた自民党沖縄県連は、12月1日、県連総務会を開催し、「名護市辺野古への移転容認」を正式に決定しました。
総務会後、県連幹部や国会議員団が行った記者会見で、
翁長政俊県連会長は、「基地分散を全国にお願いしても手は上がらなかった。やむなく辺野古へ帰着せざるを得ない」と語ったのち、「県外移設を主導してきた立場として責任を感じる」として辞意を表明しました。
会見では国会議員団に厳しい質問が集まり、西銘恒三郎衆院議員は「『辞職すべき』などの意見は率直にお聞きしないといけない」、島尻安伊子参院議員は「応援してくれた方に申し訳ない」と陳謝しました。
沖縄県では、埋め立てに関する審査を進めており、沖縄防衛局に対して書面についての照会をしたのち、回答をまって最終判断を行うとされており、今月末にも知事の判断があるものと推測されます。
自民党沖縄県連の方針転換を受けて、公明党の井上幹事長は、「安全保障環境の整備のためにも県内移設を進めていきたい」と述べています。自民党の石破幹事長は、現在「県外移設」を主張している公明党沖縄県本部にも、「県内移設」に理解を求めるよう要請しています。
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[ブラジルからの提言]ブラジル式「愛国心」の育て方
私は、戦前にブラジルへ移民した親に連れて来られた子供移民で、2世のなかでも古参組です。私は小さいときから「日本人としての誇り」を持つように母から教えられてきました。私の体験より、「愛国心の育て方」を書いてみたいと思います。
今、日本は古いよき日本を取り戻すことができるか否かの瀬戸際に立たされております。したたかな日教組や国際共産党、反日左翼マスコミ等の餌食になり、このまま沈没してゆくのか、あるいは日本女性の力と母の愛の力で立ち上がることができるのか、難しい時期にあると感じております。
まずはじめに、私の母がブラジルの山奥の開拓村で約70年前に、私に施してくれた教育方法を紹介したいと思います。母はいつも私を強く抱きしめ目を見ながら「〇〇さん、母さんは貴男が好きよ、貴男は私の宝よ、貴男は日本の国の大事な大事な国の宝よ」(妹には「〇〇ちゃん、貴女は日本の国の大事な大事な宝なのよ」)と呼びかけるのです。
3才~5才の子供にそんなことをしても分からないだろうと大人は考えがちですが、子供たちにははっきりと分かります。抱きしめて、愛して、育てて、7才で完成です。7才になれば、日本の国の始り、神代の時代の話をしてくれました。日本人の祖先たちは神代の時代には天皇様と一緒に暮らしていました。ですから日本人はみな約束を守り、嘘もつかず、人のものを盗む人は一人もいません。弱い弟や妹を大事に労わるのが貴男たち兄ちゃんの役目だと教えてくれました。神代の時代には、日本人はみな神様の国に居たというのが私の母の諭しでした。抱きしめて愛の力で育てるのが、外国人がうらやむ美しい日本人のやり方なのです。
7才で日本人が完成するその秘訣は、数ある日本を護った歴史上の偉人たちの物語を、母が子供たちに読んで聞かせることにあります。歴史上の偉人、愛国心を持って生きた人、命がけで国を護った軍人の話などを聞かせるのです。今の日本があるのは命をかけて日本を護った愛国心に燃えた軍人さんが居られたからです、と。そのことを言い聞かせれば、子供たちはおのずと愛国心というものが分かり、身につくものなのです。
日本の懸命なるご婦人方、子育て中の女性の方々にお願いします。貴女方のお子さんに、周りの子供たちに「愛国心」を持つように力強く接して下さることをお願い申し上げます。「愛国心」は特攻精神ではありません。祖国を愛し、守り抜く心なのです。祖国日本の為に、世界人類の為に、強く正しい日本人を、貴方たちのお力で育て上げてください。お願いします。
2013/12/12 ブラジル日本会議 理事長 小森 広
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[ブラジルからの提言]鰹節(かつおぶし)と日本の食文化
花のパリに「かつお節」工場が進出し、パリジェンヌを驚かしている。
ブラジル鹿児島県県人会創立100周年に来伯した鹿児島大学の原口名誉教授のもたらしたニュースである。大西郷の生まれ故郷、薩摩半島の一角にある枕崎市はかつお漁港として知られているが、かつおぶし生産地としても有名である。
かつお節の生産には独特の技術があって、冷凍技術のなかった時代の保存食として珍重された。かつお節は、いったん確実な方法で出来上がってしまえば、長時間の保存に耐え、どれだけ遠くにまで容易に運べ荷痛みしない誠に便利な製品である。栄養価が高く、尚かつあの香りは、日本食には無くてはならない味覚を提供する。今時日本の家庭でかつお節を削ることはあるまいが、小さなパックに入った「かつおぶし」のあの色合いと風味は、日本食を支える大事な食品である。
その「かつお節」がヨーロッパの文化の中心地、フランスのパリに進出した。西洋料理の中ではフランス料理が抜群の料理法を持ち世界の食通をうならせている。フランスには「ミシュランガイド」というレストラン・ガイドという本があって毎年100万部も売れている。1900年に創刊された世界的な権威を持った本で、これに登録されているのは、2010年版でパリは77軒、東京は197軒が登録されている。3倍近い軒数にフランスの美食家たちは驚ろいている。日本の食文化が世界を席捲しているひとつの表れだ。
ブラジルにおいても、国際料理といわれる「シュラスコ=焼肉料理」店の数がサンパウロで500軒というのに、おすし屋が600店も出来ている。「すし」そのものが日本料理としてすごい勢いでブラジル人の生活の中に浸透しはじめている。
日本の食品は麹の文化といわれている。かつお節はじめ味噌、醤油、納豆
など日本独特の産物であるが、これが今世界に向かって振興し始めている。その上に日本独特の調理法が、注目をあつめ、そのベースとなるかつお節味とか昆布だし味に興味が広がっている。
日本が未来に向かって広がってゆく最大の武器は、日本で培われた文化の深さと奥行きである。日常食べている食品の中にも日本文化が息づいている。
料理の仕方一つにも、各家庭の味が生きている。日本の食文化が無形の世界遺産に登録されるそうだが、日本人が自信を持って輸出できるのは、やはりどの国も真似の出来ない日本独特の文化に結びつく仕事ではないだろうか。
2013/12/12 ブラジル日本会議 理事長 小森 広
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[ブラジルからの提言]大東亜共同宣言は今日の夢
『日本の息吹』12月号で、「日本最良の時―大東亜会議と大東亜宣言」を読んだ。このような事実、真実の歴史に今まで出会えなかったことが不思議であった。昭和18年、戦争の真っ最中に、アジアの指導者が一堂に会し、共同宣言を発表されている。あの戦争は「日本が侵略戦争を起こしたのだ。悪いのはすべて日本だ」とGHQがどれほど宣伝しようが、日本に住む人ならば、昭和の政治家が何を考え、どう行動したのかこの共同宣言一枚を見ても日本の思惑がはっきりわかる。こうした事跡がどうして日本人の前から隠されていたのか真に不思議である。
日本がこの大戦で成し遂げたことは、地球にとって20世紀最大の事跡ではないかと思う。確かにロシア帝国を破った日露戦争(1905年)も偉大であり、ひとつの奇跡ではある。しかし、200万人近い日本の兵隊さんが、命をかけて働いて下さったお陰で、インド、中国、アジアやアフリカの国々に住む有色人種の人々、たぶん地球上の80%以上の人々が苦しめられていた人種差別を開放したことは、何にも比べることのない偉大なる業績である。
白人による植民地支配をぶっ潰したのも、この戦争の大きな功積である。明治以来、日本の政治は白人による支配を恐れ、それに対するさまざまの政策を行った。アジアでただ一国、白人の支配を受けなかったことだけを見ても、日本の大正、昭和の政治家や軍人は、実によく日本国の独立を守り通したものだと思う。アメリカの日本壊滅作戦により、国富の60%までも失い、沢山の方が(日本の人口の5%以下)亡くなった。白人による植民地支配は、被植民地より収奪し、被殖民に自由を与えず、奴隷同然の扱いを200年近くも続けた。この功績もまた大きい。
大東亜戦争により、西洋人はアジアより一掃され、日本の人種差別の撤廃と独立のための防衛、愛国心教育が功を奏し、日本の敗戦と同時に、アジアの諸国は立ち上がり、帰ってきたアメリカ、イギリス、フランス、オランダの軍隊と戦い、独立を勝ち取って行った。折から日本では東京裁判が始まり、日本軍の植民地支配が断罪されていたという。戦勝国は勝手気ままで、自分たちはまさに軍の力で植民地を再構築しようとしていたという。
大東亜宣言は、現代にもそのまま当てはまる高貴な光を発している。アジアの諸国の人々は、再び日本が力強く立ち上がり、アジアの平和と発展のリーダーとなってほしいと願っている。日本は、アメリカや中国の如く力にまかせて自国の国益を追求しないことを、アジアの指導者たちは知っている。大東亜宣言の一行目には「世界各国が相寄り相助け、万那共栄の楽をすすめるは世界平和確立の根本である」と謳っている。中国、北鮮には通じないだろうが。
これを今の日本の国是、一大スローガンにし、国民一丸となって邁進しては如何であろう。国内問題だけに汲々とすることなく、アジアのために、世界のために、今が「日本最良の時」であることを願う。
2013/12/12 ブラジル日本会議 理事長 小森 広
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[ブラジルからの提言]大和なでしこは世界の誇り
日本の女性は大和なでしこという名称を持つ世界一優秀な女性にしか出来ない役割を持った女性たちである。美智子皇后をはじめとして、世の男性の最高のパートナーとなり、家庭を切り盛りし、子供を育て、教育し社会に送り出す。男には出来ない女性本来の特性を生かした仕事に自分の生涯をかける気高い存在である。
男は、いわゆる世の中で言われている「仕事」しか出来ない。日本では昔から言われているように、男は外で仕事をし、女は内を守るとされてきた。男と女が平等だとはどこから出来た理論だろうか。もともと男女は、考え方も体つきも、この世に生まれてくる目的からして違っている。その違いを無視して、同じ「仕事」をしたらそれしか出来ない男に負けて当たり前である。
家を整え、家族の要になり、家の経済を切り回し、子供をもうけ、子供を育てる、それにご先祖を護り、未来を切り開く力を持っているのが女性ではないか。どれひとつとってみても男には不可能な「仕事」である。
世界には男女平等指数とかいうものがあり、日本は参加国136カ国で105番目という。女性が男と同じように働いたら、平和が無くなり、子供が皆悪餓鬼ばかりになり、世界の未来に暗黒が立ち込める。グロバリゼーションを奨める西欧社会は、文化差をなくし、社会差を無くそうとする。静かに考える時、各地域にはさまざまな環境に合ったさまざまな文化が息吹いていることが望ましい。ましてや男女の差が無くてどうして人間生きてゆけるか。
大和おのこの偉さは唯一点、自分の稼いだものをすべて一銭も残さず女房に渡すことにある。ブラジルでもそうだが、稼いだお金は男が管理し、奥さんには毎朝必要なだけ渡す。そんな世界にしたいのならば、男女平等を奨めるが良い。職を維持するために、あどけない赤ん坊を人手にまかせ、朝早くから夕方まで働き続けることが、女性にとって望ましいことなのか。まだ年端もいかぬ子供たちを保育園に預け、一日を無事過ごしてくれるように祈りながら「仕事」に就くことが、母として良いことなのか。
北欧のママさんたちには、家にいて小遣いさえなかったという。家庭経済も一切の仕切りも任されていなかった。その反動の中で、男女平等を目指し、その指数は高くなった。指数は高く社会進出は進んでいる。女性の経済力もあがった。その結果は、生まれる子供の40~50%が婚外子となっている。 それで女性は幸せなのだろうか。平和なのだろうか、大いに疑問である。
日本のなでしこはそうであってはならない。代議士にならなくても、社長にならなくても、日本の家庭の主婦であることが一番望ましい姿と思う。
日本の平和は主婦の力によって護られていると信じている。
2013/12/12 ブラジル日本会議 理事長 小森 広
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[ブラジルからの提言]中国の横暴を懲らす法
この度の中国による「防空識別圏の設定」は、第2次世界大戦以来の暴虐、悪童振りを発揮した成上りー中国の姿を象徴したものはなかったように思う。
世界制覇を目指す中国らしい演出である。実力のほども知らず、国内さえ旨く纏めている様子の見えないガタガタの国が、400年ぶりに世界の檜舞台に踊り出、中華思想を建国64年の低文化と混ぜ合わせ、振り回してしている。
力にはやる暴虐ぶりが、現代の世界に受け入れられるはずもないのに、19世紀の帝国主義的領土の拡張を志すとは天晴れ、余程オムツの程が知れるというものだ。がその脅しの手口は抜群である。
現にアメリカの副大統領が慌てふためき、日本に飛んでゆき、日本の首脳と打ち合せのあと、中国に廻る予定という。第2次大戦では、米中の罠にはまった日本は、それで苦杯を舐めさせられたが、今度はそうもいくまい。
中国の横暴を世界にばら撒き、そのわがまま振りを喧伝するのが最良の策であると思う。外部に向かって何かをしないと内部の暴発が防げないところまで来ている中国はその面でも必死なのであろう。軍部が独走を始めたのか、国民の暴動が怖いのか、はたまた自然破壊の末、飲み水も息を吸う空気さえなくなりつつあるのか、異常の重なった中国では何でも起こり得る。
国連は世界の秩序を取り締まる国際機関である。満州を盗み、モンゴルを踏みつぶし、チベットでは民族滅亡をはかっている。中国をこの際「常任理事国」から外し、国連をして世界の平和のために役立つ組織にしなければならない。国連が国際法を遵守すべしとどの国にも言えるようになるには、常任理事国の拒否権を無くすことが絶対だ。他国の領土を侵すことを黙認していては国際ルール等は無きに等しい。泥棒を野放しにしておいては世界の平和は乱れ、紛争が増え続ける。この度の勝手な防空識別圏の設定は、ルール破りもいいとこで、中国の常任理事国からの引きづりおろしを薦めるべきだ。
第2の策は、中国製品と分かったら、そーっと棚に返し、買わないことだ。世界中の人が、世界の環境を破壊し続ける中国の製品を買い控えることだ。これを世界中の人々が実践すれば、中国にとっては一番辛い薬となる。
第3は日本に不法滞在する中国人を強制送還することだ。法に則った国には法があることを知らせるべきだ。中国に進出している日本企業の日本人が元気に帰国できるよう、いまから準備を薦めるべきだ。
何かが起こってからでは遅い。大きな被害が出るまえに、一刻も早い対応策をとるべきだ。最小の被害で止める法は、泥棒から出来るだけ遠く離れることしかない。それが道徳律と言われる日本の文化の粋かもしれない。
2013/12/12 ブラジル日本会議 理事長 小森 広
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[ブラジルからの提言]韓国に対する対処法
ブラジルのサンパウロに住む朝鮮人はあまり多くない。このごろは中国人に押され影が薄くなっている。それは中国人の方が遥かに溌剌として、本国が大きな波に乗っているのに便乗しているように見える。韓国人はある下町に集中し、衣服の裁断縫製に進出し、韓国料理店も増えている。ブラジル人にとっては、日本人か韓国人か中国人かを区別することは難しい。日本人は後退し気味である。韓国人も一時の勢いは無くなっているが、勢力を伸ばしているようだ。本国の動きが、そのまま移民の姿と重ってみえる。
さて、現在の韓国を見てみるに、遮二無二歴史問題を取り上げている。一旦思い込んだら百年目、嘘も真実なくただひたすら言い募り、すべて自分たちの思ったとおりの歴史を作りあげる。これに対して、日本人がすべきは、国会図書館に眠る膨大な歴史文書を、確認された事実だけを歴史として取り上げ公刊することだ。日本語版は日本人のため、韓国語は韓国人に読んでもらえば良い。日本が統治していた時代の統計数字など、意外な新鮮さがあるのではないだろうか。
現在の韓国を代表する産業について、分析してみることはどうだろう。どれだけの発明発見があり、代表的産業の基礎がどこにあるのか知っておくことは大切だ。物まねと賃金の安さだけでは、いつか化けの皮がはがれる。経済発展の結果をしっかりと分析してみよう。日本と比べ、世界と比べてどこが優れているのか、相手を知る意味において大切なことだ。貿易にかける度合や内需はどの程度か、外国資本の企業の活躍は如何かなど。
また韓国経済を見た場合のアキレス腱はなにか。ウオンの下落、内国資本の積み上げ、失業率や給与、およそ経済の指標を探ってみれば、余命いくばくもないという事実もわかってくるはずだ。日本が恐れるものなど何も持ち合わせてない。事大主義は今も昔もおなじこと、中国が良くなったから向こうに行っただけ。主義も主張も何もない国ではないか。
この際、安倍首相の靖国神社参拝がひとつの解決法かもしれない。慰安婦問題の答えがこれだと明確に伝えるべきときかもしれない。人道にももとる国家ぐるみの嘘に対する第一弾だ。何の言い訳もなし、粛々と実行すべし。
第2は、日本企業のアジア諸国への転移を静かに始むるべし。第3には何がおこっても、相談は受けても一切の援助をせず、ただ冷静に見つめるべし。
共産主義も社会主義もそして資本主義も含めて100年前の形態では、国家を統べることは不可能であることを目の当たりに見せ付けるべきと考える。
自壊は近い。手を差し伸べないのがこの際最上の策ではなかろうか。そうすれば「可哀そうな韓国人慰安婦の像」は世界から消えうせてしまうだろう。
12/12/2013/12/12 ブラジル日本会議
理事長 小森 広
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