【皇室】世界最長の歴史を未来へつなぐ―安定的な皇位継承のために(半井小絵さん、曽根香奈子さん)

【皇室】世界最長の歴史を未来へつなぐ―安定的な皇位継承のために(半井小絵さん、曽根香奈子さん)

【皇室】世界最長の歴史を未来へつなぐ―安定的な皇位継承のために(半井小絵さん、曽根香奈子さん)

皇室

私たちは、世界に誇るべき長い歴史を持つ国、日本に生を受けました。
神武天皇から今上陛下へと連綿と続く男系による皇位継承は、日本の歴史そのもの。このかけがえのない伝統を未来へと繋いでいくために、今、真剣に考えなければならない時を迎えています。

ここでは、月刊『日本の息吹』4月号に掲載された特集「旧宮家からの養子による皇籍復帰の実現を」より、お二人の女性のご寄稿(女優・気象予報士の半井小絵さんと、株式会社武田工業所取締役の曽根香奈子さん)から、安定的な皇位継承について、そのための具体的な方策について考えていきたいと思います。

1)「和気清麻呂公の精神を受け継ぐ―男系継承の重み」

半井小絵さん 寄稿より

「日本が世界一長い歴史を持つ国であり、かつ神武天皇より今上陛下に至る万世一系を守り続けてきたこと。そして天皇陛下は世界では『皇帝(エンペラー)』と呼ばれ王よりも格上の存在であると知った時は全身が震えるような衝撃を受けました」と語る半井小絵さん。ご自身が、皇統をお守りした和気清麻呂公の子孫であることを知られた体験から、男系継承の重要性を強く訴えられています。

寄稿の中で半井さんは、
未曽有の危機であった「道鏡事件」において、皇統を守り抜いた和気清麻呂公の智慧は、現代にも通じるものがある。女性皇族との婚姻関係にある民間男性との皇位継承争いを避けるためにも、父方を辿れば必ず神武天皇に繋がる男系継承を守ることこそ、先人から後世に引き継ぐべき断固たる伝統である。

皇位継承資格を持つ皇族男子が悠仁親王殿下お一人になられる現状への強い危機感を表明。
旧宮家の男系男子の皇籍復帰の必要性を強調されて。同世代の男性皇族の存在は、将来の天皇陛下にとって心の支えとなり、安定的な皇位継承へと繋がる重要な要素となるのです。
と述べられています。

2)揺るぎない伝統こそが安定の礎―女性の視点から考える

曽根香奈子さん 寄稿より

「『安定的な皇位継承』という時の『安定』のよりどころは、移ろい易い『世論』なのでしょうか。いいえ、神武天皇以来2000年以上繋いできた男系継承の揺るぎない『伝統』こそがよりどころなのです」と力強く語る曽根香奈子さん。三児の母であるという視点から、皇室の安定こそが日本の安定に繋がると訴えられます。

曽根さんは、天皇陛下が「祭り主」として宮中祭祀を執り行われることの重要性を指摘し、その資格が皇統に属する男系に限られてきた歴史こそが、皇室の伝統であると述べられます。この悠久の伝統は、日本国民全体の誇りであり、結束力の証です。

また、皇室が国にもたらす安定性を「こま」のイメージで表現されました。中心である天皇陛下(皇室の伝統)があるからこそ、私たち国民は変化を受け入れ、多様で豊かな暮らしを送ることができる。安定的な皇位継承の原則を守ることこそが、日本の平和と安定に不可欠なのです。

曽根さんは、「多様性」は皇室に入られた女性の方々が担ってきたとし、男系による皇位継承の原則と、女性による多様性が調和することで、皇室の伝統と文化が織りなされてきた。安定的な皇位継承のためには、皇統に属する男系男子孫である旧宮家の皇族復帰が最善の策であると結論づけられました。

◆おわりに

半井小絵さん、曽根香奈子さんのお二人のご寄稿から、日本の皇室が持つ唯一無二の歴史と伝統、そしてその未来を守り繋いでいくことの重要性を改めて認識させられます。安定的な皇位継承の実現は、日本の未来にとって決して避けて通れない課題です。

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