[ブラジルからの提言]中国の横暴を懲らす法

[ブラジルからの提言]中国の横暴を懲らす法

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その他

この度の中国による「防空識別圏の設定」は、第2次世界大戦以来の暴虐、悪童振りを発揮した成上りー中国の姿を象徴したものはなかったように思う。
世界制覇を目指す中国らしい演出である。実力のほども知らず、国内さえ旨く纏めている様子の見えないガタガタの国が、400年ぶりに世界の檜舞台に踊り出、中華思想を建国64年の低文化と混ぜ合わせ、振り回してしている。

力にはやる暴虐ぶりが、現代の世界に受け入れられるはずもないのに、19世紀の帝国主義的領土の拡張を志すとは天晴れ、余程オムツの程が知れるというものだ。がその脅しの手口は抜群である。

現にアメリカの副大統領が慌てふためき、日本に飛んでゆき、日本の首脳と打ち合せのあと、中国に廻る予定という。第2次大戦では、米中の罠にはまった日本は、それで苦杯を舐めさせられたが、今度はそうもいくまい。

中国の横暴を世界にばら撒き、そのわがまま振りを喧伝するのが最良の策であると思う。外部に向かって何かをしないと内部の暴発が防げないところまで来ている中国はその面でも必死なのであろう。軍部が独走を始めたのか、国民の暴動が怖いのか、はたまた自然破壊の末、飲み水も息を吸う空気さえなくなりつつあるのか、異常の重なった中国では何でも起こり得る。

国連は世界の秩序を取り締まる国際機関である。満州を盗み、モンゴルを踏みつぶし、チベットでは民族滅亡をはかっている。中国をこの際「常任理事国」から外し、国連をして世界の平和のために役立つ組織にしなければならない。国連が国際法を遵守すべしとどの国にも言えるようになるには、常任理事国の拒否権を無くすことが絶対だ。他国の領土を侵すことを黙認していては国際ルール等は無きに等しい。泥棒を野放しにしておいては世界の平和は乱れ、紛争が増え続ける。この度の勝手な防空識別圏の設定は、ルール破りもいいとこで、中国の常任理事国からの引きづりおろしを薦めるべきだ。

第2の策は、中国製品と分かったら、そーっと棚に返し、買わないことだ。世界中の人が、世界の環境を破壊し続ける中国の製品を買い控えることだ。これを世界中の人々が実践すれば、中国にとっては一番辛い薬となる。

第3は日本に不法滞在する中国人を強制送還することだ。法に則った国には法があることを知らせるべきだ。中国に進出している日本企業の日本人が元気に帰国できるよう、いまから準備を薦めるべきだ。

何かが起こってからでは遅い。大きな被害が出るまえに、一刻も早い対応策をとるべきだ。最小の被害で止める法は、泥棒から出来るだけ遠く離れることしかない。それが道徳律と言われる日本の文化の粋かもしれない。

2013/12/12      ブラジル日本会議  理事長 小森 広

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