【終戦80年】報告「終戦80年 追悼と感謝の集い」開催

【終戦80年】報告「終戦80年 追悼と感謝の集い」開催

【終戦80年】報告「終戦80年 追悼と感謝の集い」開催

靖国

8月15日、大東亜戦争終戦80年の日を迎え、「追悼と感謝の集い」が靖国神社境内で開催されました。1,100名が参加し、祖国のために尊い命を捧げられた英霊に対し、追悼と感謝の祈りを捧げました。

集いでは、英霊の思いを伝える「映像コンテスト」の最優秀賞が発表されたほか、若い世代へ歴史の真実や英霊のみこころを伝える事業を推進する決意を込めた「声明」が採択されました。

集いの模様はYouTubeでご視聴いただけます。

[映像] 終戦80年 追悼と感謝の集い(令和7年8月15日)

●登壇者

  • 司会
    • 半井 小絵(気象予報士・女優)
  • 各界から
    • 谷口 智彦 元内閣官房参与・日本会議会長
    • ピーター・アデルバイ 駐日パラオ共和国特命全権大使
    • 新藤 義孝 平和を願い戦没者を慰霊顕彰する国会議員の会会長代理・衆議院議員
    • 門田 隆将 作家・ジャーナリスト
    • 井上 和彦 ジャーナリスト
    • 古庄 幸一 英霊にこたえる会会長
  • 「伝えよう!英霊の思い 映像コンテスト」最優秀賞発表
    • 柿﨑 祐治 映画監督
    • 廣池 慶一 公益財団法人モラロジー道徳教育財団 青年部部長
  • 若い世代からの意見表明
    • 今村 奎太 JYMA日本青年遺骨収集団学生代表
    • 佐瀬 晴香 昭和医科大学附属看護専門学校
  • 声明文発表
    • 佐々木 光 法政大学
  • 「故郷」斉唱
    • 山口 采希 シンガーソングライター

●声明の要旨(全文は以下に掲載)
本声明では、終戦80年の節目にあたり、英霊への心からの追悼と感謝の念が示されました。また、昭和・平成・令和と受け継がれてきた天皇陛下の鎮魂と平和への祈りを仰ぎつつ、若い世代に慰霊顕彰の気運を醸成していく決意が述べられました。

さらに、今後の事業として、若い世代への歴史の真実と英霊の思いを伝える活動を力強く推進すること、そして内閣総理大臣による靖国神社参拝の再開・定着、天皇陛下の御親拝実現に道を拓くことを強く誓う、と述べられました。

●「伝えよう!英霊の思い 映像コンテスト」最優秀賞受賞作品
[作品] 映像コンテスト受賞作品

●参加・視聴アンケート
ぜひご感想・皆様の声をお寄せください。
https://forms.gle/WnRynT62hW8mvJYi6


●声明文

本日、昭和二十年八月十五日の大東亜戦争終戦から八十年の節目を迎えた。この日に当たり、祖国の危機に際して尊い命を捧げ、今日の平和と繁栄の礎となられた数多の英霊に対し、心からの追悼と感謝の誠を捧げるものである。

天皇皇后両陛下におかれては、本年、硫黄島、沖縄、広島をご訪問になって戦歿者を慰霊なされ、九月には、長崎ご訪問のご予定である。また、七月にはモンゴルをご訪問になり、異国の地で非業の抑留死を遂げた同胞の慰霊碑に黙祷をお捧げになられた。

これに先立ち天皇陛下は二月のご会見において、「国内各地で若い人たちが戦争を知ろうとし、次の世代の語り部として育ち、戦中・戦後の苦労を語り継ぐ活動が進められていることは、戦後八十年を迎える今日、一層意義深いものとなっていると思います」とお述べになった。その御心のままに両陛下は、慰霊の旅に伴い各地で戦争を伝える若い世代とも親しくご懇談になられている。

こうしたお姿からは、昭和天皇、そして上皇陛下の長きにわたる戦歿者への慰霊の御心を想い起さずにはいられない。

病を召された中にあっても、「全国戦没者追悼式」へのご出席を続けられ、沖縄行幸の実現を願われ続けた昭和天皇。沖縄、広島、長崎、さらには八月十五日の節目の日に、深い祈りを捧げられた上皇陛下。慰霊の旅は、遠くサイパン、ぺリリューの激戦地にも及ぼされた。戦歿者への深い祈りの御心は、昭和、平成、令和の時を貫いて、今に受け継がれている。

このような皇室の鎮魂と平和への祈りを仰ぎつつ、私たちは、追悼と感謝の心が若い世代に継承されていくことを願い、終戦八十年記念事業として、両陛下の慰霊の旅の記録映像の制作、英霊の思いを伝える映像コンテスト、全国各地での追悼行事やパネル展の開催に取り組んできた。今後も靖國神社と全国の護國神社を中心に若い世代に慰霊顕彰の気運を醸成していきたい。

また本日は、誠に光栄にも、パラオ共和国駐日大使閣下、ウクライナ前駐日大使閣下にもご出席いただいている。世界では、各国の慰霊施設に外国の要人が参拝することは自然になされている。我が国でも、戦後、四十を超える各国・国際機関の要人、あるいは現役の武官たちが、折々に靖國神社を参拝してきた。

近い将来、日本を訪れる世界の国々の人々、なかんずく首脳らが、靖國神社に詣で、日本人とともに静かな追悼の祈りを捧げる日が来ることを願ってやまない。

私たちは、ここ靖國神社に祀られる二四六万余柱の神霊の御前に、謹んで申し述べたい。

本日の集いを機に、若い世代に向けて、歴史の真実や英霊のみこころを伝える事業を力強く推進する。また内閣総理大臣による靖國神社参拝の再開と定着を図り、天皇陛下の靖國神社御親拝実現に道を拓くことを、強く誓うものである。

右、声明する。

 令和七年八月十五日

「大東亜戦争終戦八十年 追悼と感謝の集い」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〔主催〕 大東亜戦争終戦80年国民委員会
〔共催〕 日本会議、英霊にこたえる会、「感謝の心をつなぐ青年フォーラム」実行委員会
〔事務局〕 日本会議内

このページの先頭へ

Copyright © Japan Conference. All rights Reserved.