日本会議兵庫 陛下のお言葉を被災地へー兵庫からの恩返し

日本会議兵庫 陛下のお言葉を被災地へー兵庫からの恩返し

[地方議員]地方議員から「誇りある国づくり」を~鈴木 智 日本会議地方議員連盟福島県支部幹事長、渡辺 康平 事務局長に聞く(令和2年12月)

オピニオン日本

地方議員から「誇りある国づくり」をNo.75

息吹0212両面

「ネット署名」で憲法改正の機運を!

日本会議地方議員連盟福島県支部
幹事長 鈴木 智 福島県議

同事務局長 渡辺 康平 福島県議

 

■5つの選挙区すべてに連絡会議が設立

― 8月末から9月末にかけて美しい日本の憲法をつくる国民の会で憲法研修会推進活動を行い、憲法改正の国民投票に向けた憲法研修会や街頭活動を行ってまいりました。しかしながら昨今の新型コロナウイルス感染防止の観点から、東北ブロックでは本憲法研修会を行うことができませんでした。こういった状況にありながらも、福島県議会の先生方には、自主的に憲法研修会を開催していただきました。

渡辺◆
福島県には5つの選挙区があり、全ての選挙区で憲法改正連絡会議を設立しています。今回は第3選挙区で、しかもまだ研修会等を開催していない須賀川市で、9月13日に「公開憲法フォーラム」を開催しました。講師には参議院議員の佐藤正久先生にお越しいただき、コロナウイルスと憲法の問題、さらには外交、安全保障についてお話しいただきました。103名の方にご参加いただきましたが、「自衛隊が前面に出てコロナウイルスへの対応を行っているにも関わらず、その自衛隊の存在が憲法に明記されていないのはおかしいのではないか」といった感想が寄せられました。
コロナ禍でのフォーラム開催であり、会場の収容人数を50%にするということや感染防止対策をとるということで開催自体が大変でしたが、佐藤先生から、今身近にあるコロナウイルスと憲法の課題を結びつける問題提起をしていただきましたので、非常に意義あるものとなりました。ここから更に憲法改正に向けた機運を盛り上げていきたいと思った次第です。

鈴木◆
今後の動きについてはまだ白紙ですが、コロナの状況を見ながら、勉強会などの開催を考えていきたいと思っています。

■県連として「ネット署名」に取り組む

― この度、自民党福島県連として、憲法改正に賛同する「ネット署名」に取り組む方針が取りまとめられたそうですね。これは全国でも初めてのことであり、非常に画期的です。

鈴木◆
9月14日に第1回東北議連設立世話人会が開催されまして、私は日本会議地方議員連盟福島県支部の渡辺義信会長の代理としてそちらに出席しました。その際にこの「ネット署名」についてのPRを聞き、これはぜひ福島県でも積極的に取り組みたいと思ったんですね。そこで早速福島に持ち帰り、憲法改正推進本部の中で提案しました。

― 具体的には?

鈴木◆
憲法改正推進本部の役員さんとも更に協議をしたうえで、SNSが普及していますので、主にフェイスブックに「ネット署名」のQRコードを貼りつけたり、ツイッターで「#変えよう憲法」のタグを書いたりして拡散する方法を考えています。他に、このQRコードのついたチラシなどをコピーして手渡しする方法も考えています。

渡辺◆
自民党の福島県連で「ネット署名」に取り組む方針が固まりましたが、これは県連で独自に取り組んでいるものです。しかしながらやはりこういうものは、自民党本部や国会議員からの呼びかけがあった方が、地方としても動きやすい。

鈴木◆
党本部からのトップダウンと、私達地方議員からのボトムアップの双方が必要だと感じています。

― 日本会議地方議員連盟福島県支部の状況や今後の取り組みはいかがでしょうか。

鈴木◆
福島県支部は設立されましたので、今後は市町村への呼びかけを行っていく予定です。コロナ禍でどの程度できるかは分かりませんが、選挙区別に集まって、呼びかけていければとは思っています。私は5区ですが、まず地元のいわき市、続いて双葉郡の皆様にお声がけをしてまいりたいと考えています。

渡辺◆
私は3区ですが、ここは約19の市町村があります。また、自民党議員よりも保守系無所属の方が多い。このように地域によってかなり違いがありますので、地域ごとに対応していかなければなりません。

■自衛官たちは憲法9条の問題で悩んでいます

― 最後に、憲法についてのお考えをお聞かせください。

鈴木◆
私の祖父は海軍軍人として戦死しています。また父は航空自衛隊の自衛官でした。そういう環境で育ったので、国防が大事だというのが私の中の根底にあります。
自民党は憲法改正を党是としている政党ですので、どの議員もそれを自覚して入党しているはずですが、憲法改正についての考え方に濃淡があるのは事実です。
憲法改正は我々が率先して取り組まなければならない目標だと思いますので、仲間にも自民党議員としての目標を思い出してもらいながら、取り組んでいければと思っています。

渡辺◆
私自身は高校卒業後に航空自衛隊に入りました。私もそうでしたが、現職の自衛官たちは、憲法9条と自衛隊、という問題には必ずぶつかり、この問題で悩んでいます。国民を守る、国家を守るという使命を背負って活動しているのに、憲法ではその存在を認められていないのです。
しかしながら、現職の自衛官が政治的発言をすることはできません。ですので、自衛隊のOBや議員が代弁していかなければならないと思っています。

(10月20日インタビュー/『日本の息吹』令和2年12月号より)

 

【動画】感染症対応と憲法 ~ 医療現場で実感した緊急事態条項の必要性 松本 尚 (日本医科大学教授)

国民運動日本

 

 

令和2年11月17日 日本会議国会議員懇談会(古屋圭司 会長) 憲法改正プロジェクト 第12回勉強会 が開催される。「感染症対応と憲法 ~ 医療現場で実感した緊急事態条項の必要性」と題して、日本医科大学教授の松本 尚 氏が講演され、活発な意見交換がなされた。

12/2 「国会に憲法改正論議を求めるオンライン国民集会」が開催さる

国民運動憲法

令和2年12月2日、「美しい日本の憲法をつくる国民の会」の主催で、東京・憲政記念館で「国会に憲法改正論議を求める!国民集会」が開催されました。
「国民集会」の全映像と、櫻井よしこ氏の基調提言、概要、声明文を以下に掲載いたします。


●「国民集会」の全映像
https://youtu.be/jJY8jm6JfQI


●櫻井よしこ氏 基調提言
https://youtu.be/jJY8jm6JfQI?t=335


■ご視聴の方は、ぜひ下記アンケートフォームより感想をお寄せください

(先着100名に特典があります)

https://forms.gle/Ga5Es1tYLeAAYwaq5
■「国民集会」概要

集会は、会場参加とオンライン配信が同時に行われ、はじめに「美しい日本の憲法をつくる国民の会」共同代表の櫻井よしこ氏が、前進しない国会議論に対し苦言を呈し、「国会の皆様方に、国民の気持ちを受け止め、真剣に憲法審査会を動かし具体案を示し、一日も早く憲法改正の国民投票を実施していただきたい」と強く訴えました。
次に、松本尚・日本医科大学教授が、新型コロナに対する医療現場の現実から、緊急事態条項の必要性を提起されました。
続いて作家の門田隆将氏が、中国の力による現状変更に対して、なぜ国会は、子や孫の命を守る為に憲法改正で集団的自衛権を獲得をしないのか」と問いかけました。

国会議員からは、衛藤征士郎・自民党憲法改正推進本部長、濵地雅一・公明党憲法調査会事務局長、馬場伸幸・日本維新の会幹事長、山尾志桜里・国民民主党憲法調査会会長、
古屋圭司・日本会議国会議員懇談会会長が、憲法議論の促進する意見表明がなされました。

最後に、田久保忠衛・「国民の会」共同代表が結語を述べ、打田文博・「国民の会」事務総長が声明文を発表、各党代表に声明が手交され閉会しました。
■声明文

声 明

新型ウイルスの大流行を前に、世界は見えない敵を克服するため、平時とは異なる対応を強いられている。イタリア、スペインでは、憲法の緊急事態条項を適用し、多くの国でも憲法の保障する人権規定を制限し、外出禁止や営業停止などの措置を取った。

憲法の緊急事態条項を持たないわが国は、「新型インフルエンザ等対策特別措置法」に基づき外出の自粛や休業要請で対応した。全国知事会は、国に権限と責任の見直しや、外出自粛・休業要請に伴う補償・罰則の法整備を繰り返し提言しているが、政府は、人権の制限を伴う法改正には憲法の議論が必要と述べるのみで、本質的な議論は先送りされたままだ。

世界がウイルスと闘っている中、中国はアジアで勢力拡大を狙い、周辺諸国と軋轢を増している。我が国とて、その例外ではない。尖閣諸島周辺では中国当局の船が日本漁船を威嚇し、執拗に追尾する事件も繰り返されている。中国国内法の制定により、漁船への武器の使用や、日本が管理する灯台の破壊の懸念も生じてきた。そのような事態に対して、海上保安庁や警察で適切に対応できるのか。自衛隊は、今の憲法と法律の枠内で何ができるのか。

こうした課題を論ずべき国会の憲法審査会は、一部野党の理不尽な反対によって、開催できない状況が続いてきた。与野党で合意しているはずの「国民投票法」改正案は、衆議院で法案提出から八国会目を迎えた今も成立していない。参議院の審査会は、二年九か月もの間、自由討議がなされていない。

多くの世論調査では、「特措法」の改正と憲法の緊急事態条項新設を求める声が、いずれも六割を超えている。これは、今後、万一毒性の強いウイルスが全国に蔓延した際に、日本が耐えられるのか、国民の多くが現行法での対応に限界を感じている証しである。

これまで自民党、公明党、日本維新の会、国民民主党は、党内で憲法論議を進め、各々憲法改正に関する提言を行なっているが、憲法審査会では改正原案の作成に向けた議論がなされることはなかった。

もはや待ったなしである。憲法改正論議を求める都道府県議会の意見書は、既に四十二の議会で採択されているのだ。国会は、この国民の声に耳を傾け、令和日本の国のあり方を方向づけるために、速やかに憲法改正作業に着手すべきである。

憲法改正の主役は国民である。私たちは憲法改正に賛同する一千万人の署名の後押しのもと、全国二百八十九の小選挙区において、これまで以上に国民投票に向けた積極的な憲法論議を巻き起こすとともに、国会に対して次の事項を要望する。

一、八国会目を迎えている「国民投票法」改正案の早期成立を図ること。
一、衆参の憲法審査会を常時開催し、緊急事態、安全保障など国家の基本問題について議論を深めること。
一、各党各会派の憲法提言をもとに、速やかに改正原案を作成し、国会発議を目指すこと。

右、声明する。

令和2年12月2日

国会に憲法改正論議を求める国民集会
美しい日本の憲法をつくる国民の会

【動画】台頭する中国にどう向き合うか 櫻井 よしこ 氏 熱烈に語る!

 

令和2年10月29日

「香港・台湾・沖縄を考えるフォーラム」

ー今日の香港、明日の台湾、明後日の日本ー

 

主催:アジア地方議員フォーラム実行委員会

共催:日本会議地方議員連盟

【動画】ありがとう自衛隊アクション 平成30年11月3日 JR大阪駅前交差点 梅田周辺 日本女性の会近畿ブロック 80名で情宣活動!

国民運動女性

 

 

「ありがとう自衛隊」

24時間365日、日本を守る自衛隊に誇りを!

今こそ、憲法に自衛隊を明記しよう!

 

JR大阪駅前交差点 梅田周辺 ピンクの「ありがとう自衛隊」のジャン

バーを着た 80名の女性が、一生懸命に街頭活動を推進しました。

 

日頃は寡黙な女性がマイクで大変力強く語る姿、

通行人の方々にお声掛けしながら熱心にチラシを配る女性、

明るく元気に署名やアンケートをお願いする女性。

 

署名活動の中で「自衛隊に入ります」と思いを述べてくれた少年、

「ありがとう自衛隊」のピンクのジャンパーを見て「有難うござ

います」と涙を流されていた自衛隊のご家族との出会い。

 

活動に参加した女性の感想文より

 

なかなかチラシを受け取ってもらえない中、「ひるんではいけない。

一歩前に出ないといけない」と、自分に言い聞かせながら一所懸命

配り続ける中で「こんな素晴らしいチラシ、私の近所でも配ります」

と、まとめてもらって頂いた通行人の方もおられました。

【動画】香港・台湾・沖縄を考えるフォーラムの映像を11/17より公開いたします!

★11/17 午前10時から、下記のアドレスで映像を公開します!
https://youtu.be/UyZTpDVucog

「香港・台湾・沖縄を考えるフォーラム」
-今日の香港、明日の台湾、明後日の日本

開催日 令和2年10月29日
■基調報告 櫻井よしこ氏(ジャーナリスト)
■パネリスト
英国 パトリック・スプラント氏(Mr.Patrick Sprunt)元英国外務省職員

台湾 林晉章氏(元台北市議員)
沖縄 砥板芳行氏(石垣市議会議員)
コメンテーター 中山泰秀氏(衆議院議員・防衛副大臣)
コーディネーター 櫻井よしこ氏(ジャーナリスト)

主催:アジア地方議員フォーラム実行委員会
共催:日本会議地方議員連盟

[国会議員懇談会]菅総理に「男系による皇位の安定的継承を求め」申し入れ(令和2年11月12日)

■日本会議国会議員懇談会、男系による皇位の安定的継承を求め、菅総理に申し入れ
■菅総理、「これまで述べてきたことに変わりない」
「立法府の中でも議論の促進を」と表明

日本会議国会議員懇談会の古屋圭司会長、同皇室制度PT座長の衛藤晟一議員らは、11月12日に官邸を訪れ、菅義偉内閣総理大臣に対して、男系による皇位の安定的継承を確保するため申し入れを行いました。(下記に「申し入れ」全文を掲載)

021112-日本会議国会議員懇談会(総理申入れ)

021110-日本会議国会議員懇談会(官房長官申入れ)

上皇陛下の退位を認めた「皇室典範特例法」(平成29年)の国会審議では、皇位の安定的継承、ならびに「女性宮家」について政府が検討を行い、その結果を国会に報告するよう衆参両院で附帯決議がなされており、11月8日の立皇嗣の礼により皇位継承儀式に区切りがつくことから、超党派の議員連盟としての男系による皇位継承の実現を官邸に要望したものです。

会談した古屋議員懇会長によると、菅総理は官房長官時代から男系継承が例外なく続いてきた重みを踏まえると答弁してきたことを念頭に、「これまで述べてきた考えに全く変更はない」と語り、「立法府の中でも議論を促進してもらいたい」と述べたと明かしました。
また古屋会長は記者団に対して、「男系継承の歴史は非常に重い」「時間的な余裕はない。今から対応する必要がある」と話しました。

政府は、現在まで検討開始の時期等について明言していませんが、今後開始の時期、検討方法、政府の検討結果の内容、検討内容の公表のあり方などが焦点となります。会談に先立つ10日、議員懇は加藤勝信官房長官にも同様の申し入れを行いました。


「安定的な皇位継承を確保するための諸課題」に関する申し入れ

去る令和2年11月8日に立皇嗣の礼が執り行われ、
秋篠宮文仁親王殿下が皇位継承順位1位であるお立場を国の内外に宣明されました。
我が国の皇位継承は、先人たちの努力により今上陛下まで第126代にわたって古来例外なく男系で継承されております。政府におかれても、
「男系継承が古来例外なく維持されてきたことの重みなどを踏まえながら、慎重かつ丁寧に議論を行うことが必要」とご答弁されておられます。
しかし、現在の皇室において次世代に属する皇族男子は悠仁親王殿下のみという、極めて不安定な状況にあります。男系による安定的な皇位の継承を確保するためには、次世代に備えた対応が急務であり、この問題を先送りせずに策を講じる必要があります。
以上のことから、次の通り申し入れます。

一、 古来例外のない男系による皇位継承を維持する
二、 戦後、皇籍を離脱した旧宮家の男系男子孫の中から、悠仁親王殿下をお支えすることのできる年代の方々を皇族として迎え入れ、安定的な皇位継承を確保する

令和2年11月12日
日本会議国会議員懇談会
会長 古屋 圭司
皇室制度プロジェクトチーム
座長 衛藤 晟一

[地方議員]地方議員から「誇りある国づくり」を~松田 良昭 日本会議神奈川議員懇談会会長、川本 学 事務局長に聞く(令和2年11月)

オピニオン日本

地方議会から「誇りある国づくり」を No.74

ibukuR2-11

憲法改正への熱い想いを持った「人」たちと共に

日本会議神奈川議員懇談会
会長 松田 良昭 神奈川県議

同事務局長 川本 学 神奈川県議

 

■県・市町村議会議員一体となった議連

― 現在、全国8ブロックのうち、関東、近畿、中四国、九州の4つのブロックで議連が設立されました。3つの政令指定都市を抱える神奈川県では、この度、県・市町村議会議員が一体となって憲法改正にむかうべく、日本会議神奈川議員懇談会が設立されました。
松田◆
本来であれば47都道府県それぞれに議連ができることが望ましいのですが、それぞれの地域には特色や課題がありますから、全てに都道府県議連を作るのは、そう簡単ではありません。しかしそういった部分を互いに補い合っていくという意味で、ブロック議連を立ち上げていっているんですね。
国民運動にしろ、政治運動にしろ、それを行っているのは「人」です。憲法改正運動にしても、それに取り組んでいる一人一人の点が線となり、線と線が面となり、それが立体的になっていく。そうやって一人一人の熱い想いがつながり合っていくのが、ブロック議連だと思うんです。

川本◆
この度、設立した神奈川の議員懇談会に所属するのは、自民党の現職議員だけではありません。無所属の議員や元議員、これから議員を目指している、という人たちが結集しています。
元々は3月25日に発会する予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大防止のために延期となりました。しかし、この憲法改正運動の先陣を切りたい、との思いで、この度県議会議員はもちろん、市町村議員一体となって憲法改正運動に取り組むための議員懇談会を立ち上げました。

■時代の先駆けとなってきた神奈川

川本◆
歴史的に見て、幕末の横浜開港に始まり、鉄道はじめ、様々な文明がもたらされ、全国の近代化の先駆けとなった地であり、「神奈川から日本の新しい時代が始まった」と言われております。

― と、言いますと?

川本◆
ペリーが浦賀に来航し、我が国は開国しました。もっと遡ると600年にわたる武家政権発祥の地は鎌倉でもあります。時代の変化の時には、実はここ神奈川から動き出しています。

松田◆
一方で、75年前の8月30日にはマッカーサーが厚木に降り立ちましたね。そして横浜のグランドホテルに入り、日本弱体化のために動き始めました。我が国の伝統を潰される、その出発点もまた神奈川だったと思っています。

川本◆
そういう意味でも、ここ神奈川から日本の伝統を取り戻す憲法改正運動のうねりを起こしたいと思っているわけです。
懇談会の設立大会は人数を制限し、約一〇〇名の方々にお集まりいただきました。会長である松田県議からのご挨拶の他、来賓として元参議院議員で日本会議神奈川会長の斉藤文夫氏、元横浜市議会議長で日本会議神奈川横浜支部長の藤代耕一氏、師岡熊野神社宮司で全国神道政治連盟副会長の石川正人氏にお越しいただきました。

― 県議会議員だけでなく、市町村議員も一丸となって憲法改正運動に取り組んでいく体制が作られた、という点では、全国的にも画期的ですね。

川本◆
都道府県議会議員で構成される議連は全国でも40都道府県で設立されていますが、神奈川県では政令指定都市である川崎市でも議連が設立されています。また衆議院選挙区ごとに設立される「国民投票連絡会議」は、18の選挙区のうち、8つの選挙区ですでに設立されていて、他に7つの選挙区が設立準備中です。

■自分自身に誇りを持つために

松田◆
運動を行っているのは、一人一人の「人」であるというお話をしましたが、これもそういった「人」が集まってきた、ということだと思います。憲法改正への思いを持った人たちが自発的に動いてきた結果だと。

川本◆
憲法改正っていうと難しい問題のように聞こえますが、分かりやすく言えば、「自分の家(国)のルールは自分で決めたい」、ということでしょう。
75年前、自分の家(国)のルールを他所(他国)の人たちに決められてしまった。もうそろそろ自分の国のルールは自分たちで決めましょうよと。それが憲法改正ということだと思います。

松田◆
私は日本ほど良い国はないと思っています。日本という国にも誇りを持っていますし、日本人である自分にも誇りを持っています。幼いころから、祖父や父から「自信を持て」と言われて育てられました。ですので、「日本が嫌い」「日本に誇りを持つことができない」という人たちが、なぜ、そういう考えを持ってしまうのか、どうしても理解ができません。
私自身は、誇りある国・日本をよみがえらせたい、皇室のすばらしさを伝えたい、と思っています。そのための憲法改正なのです。
幸いにも神奈川県には、憲法改正への熱い想いを持った「人」がたくさんいます。そういう人たちの思いを大事にしつつ、また互いに励まし合いつつ、ここ神奈川県から時代を動かしていきたいと思っています。

(8月26日インタビュー/『日本の息吹』令和2年11月号より)

女性の会の活動 【護衛艦「むらさめ」に千羽鶴!】(令和2年8月)

国民運動女性

8月27日、日本女性の会の志摩会長らは、中東に派遣される第三次の海上自衛隊護衛艦

「むらさめ」の出港前に横須賀基地の海上自衛隊第一護衛艦隊司令部を訪れ、「任務完遂」

「無事帰国」を祈る全国からの5千羽の「千羽鶴」を届けた。

DSC_0067.JPG

〔写真上〕横須賀港を出港する護衛艦「むらさめ」

〔写真下〕激励と祈りの千羽鶴を手交。左端が第一護衛艦隊の平井司令、右端が野本艦長。

     真ん中が日本女性の会の志摩会長

s令和2年8月27日③

私達の平和宣言 令和2年8月6日 広島  第12回8.6広島平和ミーティングで、「平和と安全を求める被爆者たちの会」より発表されました。

国民運動日本

 

 

               私達の平和宣言

                        令和2年8月6日 広島

  今も蔓延する新型コロナの脅威に加え、全国の豪雨災害で、我が国は国難のただ中にあります。その犠牲になられた方々に、私達は深い哀悼の意を表します。そして今日、改めて戦後日本の未曾有の困難を乗り越えた先人たちの足跡を想い、疫病の克服と災害からの復興を成し遂げたいと思います。

 先の先の戦争では昭和19年半ばから本土への無差別爆撃が本格化し、その数一千四十回以上、死傷者は百万人を超え、罹災者は九百七十万人にも達しました。そして75年前の今日、原爆の灼熱と爆風は広島の風景を一変させました。崩壊した建物、広漠たる瓦礫、黒焦げの屍体、体半分骸骨の亡骸、生き延びても、溶けて垂れ下がった皮膚、飛び出した眼球、助けを求め、当て所なく彷徨う黒い塊、それは人間であり私達の親であり兄弟でありそして我が同胞でした。  

 はっきりと名前を告げて死んだ少年、全身を覆う包帯の中から「アメリカの馬鹿野郎」と叫んだ者、母の眼の前で「死ぬのは覚悟しとったよ、お母ちゃんは泣いてはいけん」と最期の言葉を残した少年学徒、年末までには死者十四万人になったと言われています。

 最大多数の民間人殺害を目的にした爆撃、それを指揮した米国の将軍は言いました。「もし我々が戦争に負けていたら、戦争犯罪人として裁かれていただろう」と、我が国の戦後は、極東地域四十九箇所の、必ずしも公正ではない戦犯法廷で、日本人五千人の投獄と千人以上の処刑から始まりました。かかる国民への圧迫と犯罪的攻撃による荒廃した国土を前にして、私達の父や母、兄や姉たちは、耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍んで、街の復興に全力を尽しました。家庭を築き、まだ幼い私達を育ててくれました。私達が今あるのはそのお蔭であり、目の前にはその見事な成果が広がっています。本当にありがとうございました。そして、非道に斃れた数多の魂の安らかならんことを祈ります。

 現在に生きる私達は、皆様の成された渾身の努力を継承しなければなりません。そのためには、現実の国際政治の中で、我が国の平和と安全を守ることが絶対に必要だと確信します。

 今日、北朝鮮は核兵器を実用化して我が国を威嚇しています。中国は軍備の大増強と南シナ海の違法な七つもの人工要塞によって、周辺諸国を圧迫しています。また、尖閣諸島への領海侵犯を繰り返して侵略の正当化を狙っています。沖縄諸島全体も標的となりました。これは中国が西太平洋全域に覇を唱える第一歩です。ロシアによる隣国侵略と領土の併合に直面した欧州諸国は軍事的対抗に踏み切りました。我が国が新冷戦の東側最前線に位置する時代が来たのです。

 過去数十年の交易による相互依存関係は、平和と友好の期待とは裏腹に、中国の軍事的台頭を後押ししました。我が国の「平和主義」的心情とは正反対の姿です。平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、人や技術や経済の交流をすれば、温かく平和な世界が訪れるに違いない、こう思い込んできた「戦後平和主義」、それ自身が問われてはいないでしょうか?

 今は辛くとも厳しくとも、あの原爆を投下した米国との同盟以外に、我が国が当面の平和と安全を保持する道がありません。しかしながら、三年前の「核兵器禁止条約」以来、我が国も条約に加盟するのが戦後の平和主義に叶い、被爆者の願望だ、と言われています。しかし、私達も紛う方なき被爆者と被爆二世として反論します。その条約は日米同盟を揺るがし、我が国の安全を脅かすかもしれません。核保有国が加盟しない条約が核兵器を無くせるでしょうか?憲法の平和主義だけで我が国は平和でしょうか?私達の平和には、自ら守る意思と能力を、他国と同様に備える必要があると思います。私達は、そうした断固とした努力によってこそ、過ちを繰り返させない確固たる平和と安全を確保できると信じます。

                             平和と安全を求める被爆者たちの会

  

広島発、真の平和メッセージ ‼  第12回 8.6広島平和ミーティング オープニング

国民運動日本

 

 

「日本会議広島」 http://jp-pride.com/

国民運動にあなたの力を! 日本会議へご入会をお願いします。

 

ヒロシマの平和を疑う!

 

今ある現実の危機を見ようとしない夢見る「平和ボケ」と、

真実を伝えないマスコミが日本を危うくしている。

 

いま、あらゆる想定外に備えるリアリズムと、

危機に立ち向かう日本人の意志が問われている。

 

広島発、真の平和メッセージ ‼

 

誇りある国づくりへ国民の力を!

「日本会議広島」

[地方議員]地方議員から「誇りある国づくり」を~柳居俊学 山口県議、弘田兼一 高知県議に聞く(令和2年9月)

オピニオン日本

地方議員から「誇りある国づくり」をNo.72
9月号地方議員

危機管理の視点が抜け落ちている現行憲法

 日本会議中四国地方議員連盟
 会長 柳居 俊学 山口県議会議長

 同副会長  弘田 兼一 高知県議会議員


■中四国地方議員連盟が設立

― 7月22日に、日本会議中四国地方議員連盟が設立されました。中四国では、広島県議連が平成19年、岡山県議連が平成26年、山口県議連が平成29年に設立されましたが、そこからしばらく中四国地方の他の県の議連設立はありませんでした。しかし、柳居先生の各県へのお声かけで中四国議連をまず作ろうとなりました。

柳居◆
憲法改正の大きなうねりを作り出すためにも、協力させていただこうと考え、昨年10月に中四国議連設立に向けた第一回の世話人会を岡山で、第二回を2月に広島で開催しました。

弘田◆
昨年秋に、山口県議会議長の柳居俊学先生から、「中四国議連を作りたいので協力してほしい」とのお声掛けをいただき、我が高知県でも議連を作ろうということで動き出しました。当初、個人の意志で日本会議に加入していた自民党会派の県議が6人おりましたので、まずはそのメンバーに声を掛け、協力を呼びかけました。その後、12月議会で議連の設立を提案しましたところ、会派の21人の議員全員の賛同を得て、12月19日に高知県議連を設立致しました。

柳居◆
鳥取県が本年3月14日に設立されました。島根県では「憲法改正にかかわる研究会」が発足し、愛媛、香川についても、現在設立準備中です。7月22日に広島市で開催した中四国議連設立総会は、中本隆志広島県議会議長はじめ広島県議の皆様に尽力戴き、広島県下の多数の市町村議員にも出席戴きました。

■「コロナ」で明らかにされた危機管理の問題

― 中四国議連の設立大会は、当初4月に予定されていました。

弘田◆
新型コロナウイルスの影響で延期となり、7月の設立となりました。
実は、高知県議連の中でも憲法に対していろんな考えを持った人がいます。そういう人たちに対して「新しい時代にふさわしい憲法議論を進めましょう」と呼びかけてきたのですが、この度の新型コロナウイルス感染症の蔓延によって、我が国の憲法には、こうした事態に対する危機管理という視点が抜けていることが明確になったわけです。メディアなどでは「コロナを憲法改正のツールにするな」といった意見もあるようですが、しかし現実的に、今の憲法では国民の生命、財産を守るための迅速な対応ができない、と言うことが露呈されました。

― 給付金の支給が遅いなどといった指摘もありましたが、これは安倍政権が悪いというより、緊急事態条項など、有事の際に対応するための仕組みがないことが問題なわけですね。

弘田◆
しかし一方で、そういった憲法の問題について国民、県民に知ってもらうための我々の努力が不足していた、というのも事実です。緊急事態になってから気付いたのではどうしようもありませんから。
ですから、こういったことについてさらに見識を深め、また地元の方々に知っていただくためにも、高知県議連として憲法改正に向けた研修会を行っていきたいと考えているところです。

■安倍総理と共に憲法改正を

柳居◆
最近の新聞での世論調査などを見ていても、憲法改正を望む国民世論が高まりつつあるように感じています。けれども、一部の護憲野党は、全く審議に応じようとせず、憲法改正原案の審議の前段階となる「国民投票法」改正案の審議すら、提出から2年も放置され続けています。
安倍総理のご発言などから、私は、総理は憲法改正に強い意欲を持っていると感じています。6月20日、橋下徹氏と対談された際も、「何とか任期中に国民投票までいきたい」と述べられていますね。また憲法審査会での審議停滞についても「民主主義は、全員のコンセンサスが取れればいいが、それは無理だ。その時は多数決で決めていくということだ」と発言されています。
これまで憲法審査会では、与党野党全会一致で話を進めるという慣例を利用して、護憲政党がその審議をストップさせてきた現状がありましたが、これを突破する意思の表明だと思います。長年憲法改正を望んできた私としては、安倍総理にはリーダーシップを発揮して、憲法改正に突き進んでいただき、地方議会においては憲法改正論議を求める意見書の採択や各地域での憲法改正研修会の開催など、地方でできる運動に更に取り組んでいきたいと思います

弘田◆
憲法改正というと9条や緊急事態条項がクローズアップされますが、地方に住んでいる者としては、地方を如何に活性化するのか、ということも喫緊の課題です。特に平成28年の参議院選挙から、高知と徳島、鳥取と島根は合同選挙区となりました。これではそれぞれの県の民意を伝えることが難しくなりますし、将来的に四国で一人、などということにもなりかねません。各都道府県で定数1は保障する、ということを憲法に明記すべきだと考えています。

(7月22日インタビュー/『日本の息吹』令和2年9月号より)

【動画】天皇陛下御即位奉祝 御堂筋 提灯行列 令和元年11月20日 令和の御代に平安と天皇陛下の弥栄を祈念して

国民運動皇室

 

 

「日本会議大阪」 https://nipponkaigi.jpn.org/

 

令和の御代に平安と天皇陛下の弥栄を祈念して

夜の帳が落ちた御堂筋にイルミネーションの輝きと提灯の灯りが調和して、幻想的な

行進となった。 御堂筋にこだまする3,500名の「天皇陛下万歳」の声!

令和元年11月20日 大阪市役所前から難波まで

主催 天皇陛下御即位奉祝大阪実行委員会  (会長:尾崎 裕 大阪商工会議所会頭)

後援 大阪府・大阪市・堺市

日本会議大阪も、実行委員会の団体として全力で推進した。


【動画】「日本民族の福祉と、世界人類の和平」 ジャーナリスト 葛城 奈海 氏 英霊の願いを語る!

国民運動靖国

 

 

令和2年8月15日

第34回戦歿者追悼国民集会

共催:日本会議

【動画】「国家の独立主権を!」 参議院議員 有村 治子 魂の講演!

国民運動靖国

 

 

令和2年8月15日

第34回戦歿者追悼国民集会

共催:日本会議

このページの先頭へ

Copyright © Japan Conference. All rights Reserved.