日本会議の活動方針

日本会議の活動方針

1 私たちは、我が国の正しい進路を求め大切な時局問題に迅速に取り組みます。

我が国の正しい進路を求め大切な時局問題に迅速に取り組みます

国の基本問題への取り組みを

 わが国には、長年にわたる革新勢力の主張や東京裁判史観の影響によって、自国の歴史を悪し様に否定したり、国の名誉や誇りを忘れて他国に追従したり謝罪したりする政治姿勢が、国民の厳しい批判を浴びています。

 私たちは、政府や政治家の皆さんが常に国への誇りを持って、国益を守り国民の多数意思を大切にする政治の実現を求めて国民運動を展開します。特に、憲法・教育・防衛など国の基本にかかわる問題については、わが国が正しい進路を選択するよう、全国の有志の皆さんとともに国民世論を盛り上げてまいります。

時局問題への果敢な国民運動を

 中国や北朝鮮の軍事的脅威問題や外国人参政権問題、竹島・尖閣諸島の領土問題、反日的な歴史教科書の問題、夫婦別姓の問題など、現在わが国には国の基本を揺るがす諸問題が生起しています。私たちは、これらの問題の解決を目指し果敢に国民運動を繰り広げていますが、相次ぐ時局問題に対して、その見解をまとめ行動指針を示して、迅速に全国において国民運動を展開していきます。

2 私たちは、「国会議員懇談会」とともに誇りある国づくりを進めます。

「国会議員懇談会」とともに誇りある国づくりを進めます

超党派の「国会議員懇談会」の設立へ

 国を愛する広範な国民運動の推進を目指す私たち「日本会議」の設立に呼応して、超党派国会議員による「日本会議国会議員懇談会」が設立されています。

 すでに、元号法制化運動や天皇陛下御即位奉祝運動、終戦50年国民運動などで、私たちの国民運動に呼応した議員連盟がそれぞれ結成され、国政における大きな成果を収めてきました。その力をさらに高めるため、国民運動とあい提携する恒常的な議員懇談会が常設されました。私たちは、わが国が正しい進路を歩むため、国会議員の皆さんとともにあい提携して国民世論を喚起してまいります。

3 私達は、全国の津々浦々に国を愛する草の根の国民運動の輪を広げます。

全国の津々浦々に国を愛する草の根の国民運動の輪を広げます

全国47都道府県、3300市町村に拠点を

 現在、北は北海道から南は沖縄まで47都道府県において国民運動が推進されています。日本会議は、さらに全国の市町村にも呼びかけて支部を設立し、また会員を拡大するなど、全国の津々浦々に草の根の国民運動を広げていきます。また、こうした各支部、会員を一堂に集めた全国10ブロックにおける「ブロック大会」を開催し、全国における国民運動の高揚をはかっていきます。

10万ネットワークで世論喚起を

 私たちは、国を愛し、誇りある国づくりをめざす10万人ネットワークを形成し、国民世論の喚起につとめます。全国46都道府県、1600市町村の議決を実現した元号法制化運動や500万署名を集めた戦争謝罪国会決議の反対運動など、私たちは、これまでの国民運動ネットワークの成果をさらに充実させていきます。国民一人ひとりの地道な発言と行動が、国の正しい進路を切り開きます。

4 私たちは、青少年の健全な育成を願い女性運動や教育運動に取りくみます。

青少年の健全な育成を願い女性運動や教育運動に取りくみます

女性による国民運動を推進中

 今日の学校や家庭の崩壊は、深刻な社会問題になり、青少年をとりまく教育環境がますます悪化しています。また近年は、夫婦別姓を導入する民法改正案や男らしさや女らしさを否定する男女共同参画条例が各県で制定され、子供や家庭を巡る環境がますます悪化しています。そうした中、子供や家庭の絆を守ろうという声がわきおこり、その運動のなかから、家庭を守っている主婦や社会で活躍する若い女性のなからも、子供や家族を守ろうと女性独自の運動も取りくまれてきました。全国には、多くの女性が私たちの国民運動に参加しています。そうした人々のネットワークをさらに強くし広汎な国民運動を推進するため、「日本女性の会」を設立し(平成13年9月30日)、各地で活動を推進しています。

教育関係者による国民運動を

 私たちはこれまで、青少年に正し歴史を伝えるため公正な歴史教科書の創造を提唱したり、政府への教育正常化の提言、さらには地域や学校における国旗掲揚・国歌斉唱運動を推進してまいりました。

 私たちは、広く地域社会の中で健全な青少年の育成をめざすとともに、学校の先生方や教育関係の人々とも手を携えて、戦後の学校教育や教科書の改善にむけた研究活動や青少年の育成事業などを推し進めるため、教育関係者による「日本教育会議」を設立し、教育分野の改革に取りくんできました。また、若い世代の人々が私たちの国民運動に参加されるよう、各種教育・研修事業にも取りくんでまいります。

5 私たちは、誇りある国づくりのため、全国に情報ネットワークをつくり上げます。

誇りある国づくりのため全国に情報ネットワークをつくり上げます

正しい情報を迅速、的確に全国へ

 マスコミの偏向報道や大量の情報メディアが氾濫する現代、私たちは常に正しい情報を、全国の都道府県、支部、会員に提供します。機関誌『日本の息吹』を始め、時局に対応したファックス通信、全国どこでも同時刻に受信できる情報ネットワークシステムを確立し、国民運動をいっそう盛り上げていきます。

国民運動の情報センターを

 「さまざまな時局問題をどのように考えるか」「青少年に誇りある歴史、伝統、文化をどのように伝えるか」「全国で進められている国民運動はどうか」などなど、誇りある国づくりをめざす国民運動にとって必要な情報を常に提供できるよう、日本会議の情報センター機能を充実させます。また、日本の声を世界に発信できるよう、インターネットを活用した広報活動も展開します。

健全なマスコミの支援を

 マスコミは第4権力と言われるほど、国民全体に大きな影響力をもっています。私たちは、公正な情報を行うマスコミを大いに支援するとともに、国益をかえりみない偏向報道の是正をめざしていきます。

6 私たちは、美しい日本の心を伝えるため、さまざまな文化事業に取りくみます。

美しい日本の心を伝えるためさまざまな文化事業に取りくみます

伝統的行事を通じ国への誇りを

 戦後の伝統・文化を軽視する風潮や今日の反日・自虐的な歴史観の横行によって、国民の一体感や国への誇りがそこなわれています。私たちは、皇室のご慶事をお祝いする国民運動や建国記念の日などの祝祭日の伝統行事の開催を通じて、青少年に日本人に生まれたことの喜びや国への愛情をはぐくみます。

日本の心を伝える出版・映像事業

 私たちはこれまで、天皇陛下のご事績や国旗・国歌の意義、大東亜戦争の真実や戦没者の顕彰などを、出版物や映画(ビデオ・DVD)を作成し広報してきました。これからも学校では教えられないすばらしい日本の歴史や文化・伝統を伝えるため、この事業をいっそう充実させます。

国際交流で文化の相互理解を

 わが国は「顔のない国」と世界から指摘されています。日本文化を広く世界に紹介するとともに、主にアジア各国やブラジルの人々との交流を深め、共生共栄の精神による民間の国際親善事業に取りくんでいます。

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