都道府県役員より
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都道府県役員より

(平成19年10月・設立10周年大会開催)
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都道府県役員より

(敬称略)

藤野義昭 日本会議北海道本部議長 鈴木直清 日本会議宮城県本部長
清水昌夫 日本会議福島県本部副本部長 横山亮次 日本会議茨城会長
吉田滋 日本会議埼玉相談役 吉成儀 日本会議千葉会長
小林保 日本会議新潟県本部運営委員長 三木敏達 日本会議滋賀県事務局長
前栗東市市議会議長
田中安比呂 日本会議京都会長 柳澤忠麿 日本会議大阪議長代行
運営委員長
角荘三 日本会議和歌山会長 田村勝己 日本会議岡山議長
久松定成 日本会議愛媛県本部会長
靖国神社崇敬奉賛会会長
山内新 日本会議熊本会長
上野アントニオ義雄 ブラジル日本会議会長

藤野義昭 日本会議北海道本部議長

 美しい心を持とう

 ”美しい国日本”を目指すという安倍首相の方針に、私も賛同する。機会があればいつでも「美しい心を持とう」と呼びかけたいと思っている。

 子供達には勧善懲悪・義理人情・物のあわれといったことを教えなければならない。卑怯な振舞いを憎むようになれば、学校でのいじめも半減するだろう。難しいのは、恵まれない人達に対するあわれみの気持を呼びさますことかも知れない。福祉がゆき渡れば「親孝行」も「救世軍」も忘れさられる。

 今や、施設暮らしの老人には、子や孫の代りに犬や猫が慰問する。日本人の殆どはもう貧しさの体験がないから、憐憫の情も薄れている。北朝鮮による拉致問題も、被害者やその家族に同情はするが、「自分達の身内が被害者でなくて良かった」で終わってしまう。

 だから被害者の救出運動もいつまでも一握りの”奇特”な人達だけが訴え続けねばならない。国政選挙でも候補者の早期解決の訴えは殆ど聞かれないし、ドームや武道館を一杯にするような熱気に溢れた集会の開催などは望むべくもないのである。

 ”美しい国”を目指すのであれば、むしろ”醜い”ことをなくすべきである。日本は色々な資源を大量に無駄にする「ゴミ大国」である。

 なかでも罰当たりなのは、食物の浪費と思う。世界には満足に食べられない人が拾億人の単位で存在する。一方日本で毎日捨てられる食べ残しや、賞味期限切れの食べ物は膨大な量だ。

 日本の人口は世界の二パーセントにすぎないが、驚くことに世界の水産物の二二パーセントを一国で消費しているという。しかもその半分は始めから食用にされずに捨てられており、その残りの食用となったものも、実際に我々の口に入るのはさらにその半分ほどである。毎日グルメ番組が放映され、飽食によって子供まで糖尿病になる有様を見たら、貧しい国の人達はどう思うだろうか。”もったいない”の精神を復活させ、資源の無駄、ことに食べ物の浪費をなくすことは、美しい国造りに欠かせないと思う。(九月四日)

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鈴木直清 日本会議宮城県本部長

 草の根からの組織強化と運動の推進を

 これまで日本会議及び各県本部は、心を一つにして「誇りある国づくり」をめざして力強く国民運動を推進してきましたが、ここに設立十周年を迎えたことはこの上ない喜びであります。

 全国の有志の方々と喜びを共にいたしたいと思います。

 戦後六十年余、ようやくにして憲法改正を政治の課題にのせようという機運が生じてまいりました。国民投票法の成立は、歴史と伝統に根ざし未来を見据えた憲法を、自らの手でつくりあげようという政治の大きな胎動です。

 これと共に、誇りある国づくりを担うべき次世代の国民を育成するための教育基本法も改正されました。日本会議による地道な国民運動の結実といえるでしょう。

 反面、こうした改革に対して、リベラル及び保守の中にも根強い戦後体制、戦後民主主義の擁護と改革の挫折をはかる動きがあり、瑣末な問題を殊更あげつらうメディアの大合唱など、擁護派の反撃が本年の参院選の結果とみることができるでしょう。改革対反改革という両極化は今後激化の一途をたどり、誇りある国づくりの道は以前にも増して険しいものがあると思われます。

 したがって、日本会議の国民運動は反改革とのたたかい、という厳しい認識の下に、今後の運動を進める必要があると考えるものです。

 靖國神社の関係者は、「遊就館の見学者に若い人が驚くほど多くなっている。また学校の先生もこんな子供は世間に出せない、と生徒を連れて相当数遊就館の見学にきている。ここ十年この傾向が強まっている。現状では世の中がもたないという危機感が一般に広がっているのでは」と述べています。

 こうした多くの心ある日本人の存在を背景に、「誇りある国づくり」のため、草の根からの組織強化と草の根からの国民運動を展開して、国民の啓蒙活動を推進していく必要があります。

 たたかいの行方は、国民世論をめぐる彼我の力関係にかかっているのです。(九月十日)

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清水昌夫 日本会議福島県本部副本部長

 日本会議設立十周年を迎へて

 今年の八月十五日は、終戦后六十二年目にあたる。本来なら、靖国神社に詣でるべきところ、折から体調不良のため、自宅の御神前に祈りをささげた。

 そして、祈りのあと、おのづからに口ずさんだのが「海征かば」であった。

 亡き戦友達の顔が去来し、南洋に戦死の叔父の姿が浮かび、涙をとどめることが出来なくなってしまった。しばらくして、この様なことは、我々「戦中派」だけのことなのだらうか、と思ふとき、復員后の、あの占領下の混乱と「教育勅語」の廃止決議、教科書の改ざん悪改竄等々のことどもが、走馬灯の様にかけめぐり、古き良き日本が次々と破壊されて行く姿が見えて暗然とするばかりであった。

 しかし、そのとき稲妻のごとく思ひうかんだのが「日本会議」の存在であった。

 中央には憂国の諸先生方、地方には硬骨の有識者の皆様方、いづれも心を合せて祖国の再建維新のため活動を展開されて居られるではないか。老骨は老骨なりに鞭打って努力することが、亡き戦友たちの負託にこたへることではないか、と思ひ定めた次第であった。

 本会の月刊誌「日本の息吹」は、誇りある国づくりをめざすオピニオン誌である。

 小堀桂一郎先生と中西輝政先生との「いま、歴史の書き換えが始まった!コミンテルンと昭和史の真相」は白眉の対談である。

 戦后、占領軍の施政のあり方、東京げ裁判の無法な仕打等々、解せなかった問題が、おのづからに氷解される対談である。

 この対談の抄録は、いづれその全文をとりまとめ、近く冊子として刊行される予定であるといふ。今の混迷をきわめる衆参両院のねじれ現象にもとづく政局の混迷も、一挙に、解決の糸口ともなれば幸ひである。(八月二十七日)

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横山亮次 日本会議茨城会長

 設立十周年の御祝いと御願い

 日本会議設立十周年お喜び申しあげます。

 第二次大戦終了后失なわれました「誇りある日本人の心」をとり戻すため、三好会長を始めとする日本会議皆様方が、十年間たゆむ事もなく御努力され続け、そして言葉では言いあらわせないほど多くの成果をあげられました事は私達地方の会員にとりましては大きな誇りと言えます。

 なかでも皇室を中心とする日本人本来の姿を再認識するため、天皇陛下御即位十周年奉祝大会を行なわれる外、困難と言われておりました憲法改正の運動、新教育基本法の成立などは心ある日本人誰もが喜んでいる事と思います。

 これに加えまして椛島事務総長のたくましい御指導のもと日本会議東京都本部を始めとする国内各支部と言える日本会議各県の組織強化、内容充実に日本会議多くの方々がたいへんな努力をされました事に心から感謝申しあげます。

 おかげ様で日本会議茨城はこの御指導と、橋本知事の心温まる御協力も得られました事から、県内小・中学校では道徳の授業を年間三十五時間行なっている事と、授業のある日は校庭にある国旗の掲揚塔に毎日、児童、生徒が国旗を掲揚し、卒業迄には全児童、生徒に誇りある日本人の心を育てている事を明らかにしました外、県立高等学校においては本年四月より他県に先がけて一年生を対象として道徳の授業を実施する事が出来ました。

 このような成果は三好会長、椛島事務総長を始めとする日本会議皆様方の御指導の賜である事を思いますし、今后も御指導いただけますよう御願い申しあげます。

 国際的に見ましても歴史ゆたかな我国はその名声を大きくとり戻しておりますが、この成果の一端は日本会議皆様方の御努力が大きく寄与している事を思いますと日本会議皆様方が今后益々御努力されます事を御願い申しあげますと共に皆様方の益々の御多幸を祈念して御祝いの言葉といたします。(八月二十七日)

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吉田滋 日本会議埼玉相談役

 「日本会議」の活動提言

 設立十周年を迎えるに当り、今まで行ってきた活動を改めて振り返る必要があります。はたして綱領に謳われた国民精神興隆の進展が期されたのか。

 否と思います。運動の成果とされる教育基本法の改正も、一心同体の社会主義の現憲法を改正しなければ、決して機能し得ないと考えます。怪しげな男女共同参画条例など、すでに全国の自治体に充満し、尊い日本の精神文化を大きく蝕んでいます。

 また皇室典範改悪反対運動にしても、とても成果などとはいえず、そもそもこの問題は、自民党の小泉政権から唐突に飛び出したものであり、結果的に悠仁親王殿下お誕生により、一時的に凍結されているのみであります。更に国旗国歌法の有名無実化は勿論、外国人参政権付与法案、夫婦別姓法案など、亡国につながる大問題が山積し、日本の進路は容易ではありません。そして極め付きは参院選で見られた国民の愚民化です。多くの論壇人が希望的観測から、民意は安倍首相のいう戦後体制脱却を拒否したのではないといいますが、ほとほと甘いと思います。二年前の小泉旋風下の総選挙も然り、その前の細川政権の熱風も然り、総ては同じ愚民化の証であり、国民精神興隆どころか、事の本質も正しく見抜けぬ愚民と成り下がってしまいました。また安倍首相の戦後体制脱却論は、河野、村山談話を認めたため矛盾をさらけ出しています。

 最後に日本会議の活動は、今後どうあるべきかを簡潔にいくつか提言いたします。

 (一)尊皇運動は国柄の基であり最優先に行う。

 (二)会員や支部を増強し組織を充実強化する。

 (三)全国の会員と支部間の交流親睦を密にす。

 (四)会員の権威を高め日章旗バッジを付ける。

 (五)会誌に載せる論壇人は真性保守人とする。

 (六)原点にかえり政党に頼らない気概を持つ。

 (七)将来真性保守党結成の母体たるを本分に。

 尚組織再建中のわが「日本会議埼玉」では、本年度目標の、会員増強一〇〇〇名を達成し、三年後には会員倍増へと努力いたします。(九月十四日)

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吉成儀 日本会議千葉会長

 祝辞

 日本会議並びに日本会議国会議員懇談会の設立十周年を、心からお祝い申し上げます。

 この十年間における数々の運動と成果とともに、地方組織の活動も、進展してまいりました。ブロック単位での定期的な会合も継続され、他県との情報交換も増えてまいりましたことは、地方組織にとりましては、誠に有意義なことであります。地方組織の活性化こそが、日本会議の将来を左右する重要な要因となることは間違えのないところと存じます。設立十周年を期して、地方組織活動の一層の拡充に努めてまいりたいと存じます。

 近年の成果の中で、特に注目すべきは教育基本法改正運動でありました。

 教育は、数十年先の国の将来を判断するものとなります。現代社会を見るとき、教育改革を進めなければ、日本人の道徳心は失われてしまうとの危惧が私どもにはございます。国際社会からも認められ、国際社会の中で祖国に誇りを持つ日本人を末永く育てるため、学校・家庭における道徳教育の充実を求めてやまないところです。教育改革への活動をこれからも継続し、一日も早い道徳心の向上を願っております。

 今後とも日本会議の更なる発展と全国の会員並びに国会議員懇談会会員の皆様方の御健勝と御活躍をお祈り申し上げ、お祝いのことばとさせて戴きます。(九月十四日)

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小林保 日本会議新潟県本部運営委員長

 日本会議新潟県本部の歩み

 日本会議設立十周年記念を迎えるにあたり心からお祝申し上げます。

 これより先に国民運動の歴史をもつ、日本を守る国民会議運営委員長黛敏郎先生を中心に、全国の名士、有志による国政への支援をする会とも云える、会議が設立された。

 新潟県においては、会長に渡邊浩太郎(前新潟市長)により各種の行事が運営された。

 昭和六十年三月昭和天皇御在位六十年奉祝実行委員会準備会を発足。同時に県内主要市町村に対し、奉祝会結成の働きかけを行った。併せて協賛会の募金。

 県内各地で奉祝記念大会が盛大に行われた。

 四月日本を守る国民会議運営委員長黛敏郎先生をお招きし、記念講演会を開催。

 これを契機に次のような記念行事を行った。

 一、県民奉祝の集い

 二、御製碑の建立

 三、記念誌の発刊(昭和天皇「越佐路の御旅」)

 昭和六十一年十月御在位六十年奉祝県民の集いを開催。外交評論家加瀬英明先生をお招きし、記念講演が行われ、終了後奉祝パレード(旗行列)が行われた。

 昭和六十一年十一月昭和天皇御在位六十年奉祝全国大会が皇居前広場で行われた。

 内閣総理大臣中曽根康弘、議長黛敏郎さん他多数の名士が特設ステージで全国の参加者を歓迎。当日はフィリッピン、アキノ大統領来日新潟県民会議の役員、神社庁の役員ら多数上京参加し、上野からと新橋からの集団が、それぞれ、提灯と日の丸の小旗を携え、日本橋、皇居前で合流、集結した。

 皇居前広場では特設超大型スクリーンによる大会の模様が写し出された。

 昭和天皇が、二重橋にお出ましになり、国民の奉祝をお受けになった。

 昭和六十二年五月御製碑の序幕式が行われた。

 「新潟の旅の空よりかへりきて日数も経ぬに大き地震いたる」(昭和三十九年六月六日第十九回国

 民体育大会開催に伴い天皇皇后両陛下行幸啓、六月十六日新潟地震発生)

 平成二年十月今上陛下御即位奉祝県民の集いを開催外交評論家加瀬英明先生をお招きし、記念講演が行われ、終了後奉祝パレード(旗行列)が行われた。

 平成二年十一月今上陛下御即位奉祝パレードに昭和六十年のときと同様上京参加。

 平成五年二月日本の文化と伝統を守る新潟県民会議(仮称)結成発起人会に於いて、役員が選出され、議長に轡田勝弥(前新潟県議会議長)を選出した。

 平成五年六月日本の文化と伝統を守る県民会議結成大会に講師として名越二荒之助先生をお招きし記念講演が行われた。

 平成九年五月日本を守る会、日本を守る国会会議が合併され日本会議と改められた。

 平成十一年十二月全国青年弁論大会が開催された。

 平成十三年十二月敬宮愛子さまご誕生祝賀行事として、日本神話の会代表出雲井晶先生の昭和天皇ご生誕一〇〇年記念講演を行った。

 平成十七年日本会議の新しい会員制度の制定に伴い、日本会議新潟県本部と改称。

 提言積年に亘り国政を支え諸問題の改革を実現させた、日本会議としては、首相の「靖国神社参拝の実現」は威信にかけてもお願いします。(九月十八日)

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三木敏達 日本会議滋賀県事務局長・前栗東市市議会議長

 祈りでありたい

 「皇室は祈りでありたい」とは、皇后陛下美智子様のお言葉であり、みこころであります。ご皇室は神武天皇様より百二十五代、二千六百六十七年、萬世一系連綿として今日まで続き、世界に比類なき日本の国家伝統であります。

 ご皇室は常に国家の安泰と国民の幸福・日本の繁栄と発展・五穀豊穣そうして世界の平和を只ひたすらお祈り下さっているのであります。陛下は元旦の早朝うす暗い中、お一人で宮中三殿の神嘉殿前の砂利の上で、神様に私達国民の事を祈り続けて下さるのに始まり、神嘗祭や新嘗祭等約六十回に亘りお祈り下さるのであります。私達国民は祈られている存在であり、陛下のまごころに護られているのであります。

 私達国民はその大恩ある天皇皇后両陛下に、心よりご安心頂ける国づくりに努力せねばならないのでありますし、此の素晴らしいご皇室を頂く日本の国体を両陛下にご心配を掛ける事なく、護持する責任と義務が私達日本国民に課せられているのであります。今日の我が国の状況は、自分さえとの思いが強い権利の主張だけで義務が無く、利己主義と党利党略、自我と欲望が渦巻く政界に経済界、国論の分裂があり、そこには大義名分も正しい国家観も道徳倫理も無く、武士道や忠義や孝心も公の為に尽す精神も皆無の国家である。

 誇りある国づくりを目指し高い志を持つ人々が一人でも多く「日本会議」に結集して、心を育てる道徳教育を進め、魂を育てる正しい歴史教育を確実に実施する事により日本国民の道徳心の向上を図り、良い子が育ち親に孝養を尽す温かい家庭をつくり、お互いに尊敬しあい思いやりのある、ほのぼのとした社会を築き、世界の国々から尊敬され信頼される人間を育て、国家社会に貢献する人づくり、真に世界に貢献する事が出来る日本国の建設が急務であります。私達「日本会議の同志」がより多く結集して「道徳立国日本」の建設に邁進致しましょう。(九月八日)

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田中安比呂 日本会議京都会長

 日本会議設立十周年を祝す

 平成九年五月三十日、『誇りある国づくり』を目指してホテルニューオータニで開催された『日本会議』の設立大会には、衆・参両国会議員を始め全国都道府県の代表一千名の人々が集い、小田村副会長の開会の挨拶に引き続き塚本会長の日本再建にかける本会の使命達成の為に全身全霊をかけて取り組むとの強い決意の籠もった情熱あふれる挨拶に参加者の心は一つとなり、会場は異様なほどの熱気に包まれた。

 日本会議結成の原点は昭和四十九年、我が国の現状を憂える有志、学会、宗教界が中心となって結成された『日本を守る会』と、昭和五十二年より取り組んだ元号法制化運動で協力を得た日本青年協議会や地方組織を包含して結成された『日本を守る国民会議』であり、その成果と理念を引き続き発展的に統合した会であり、両会の事務局長を明治神宮の歴代権宮司が勤めていた関係から不肖私、理事長の重責を拝命し、設立宣言、綱領、六項目からなる基本運動方針を無我夢中で発表致しましたことを今も鮮明に記憶しております。

 又、前日の二十九日には二百名を越える超党派の国会議員が結集して『日本会議国会議員懇談会』が設立されたこともあり、早速に橋本首相を始め自治大臣、法務大臣、文部大臣に面会し運動方針に沿った要望を行う等積極的に活動を進め、同時に全国各都道府県本部の設立も相次ぎ、全国的な活動が展開された結果、平成十一年八月には国旗・国歌の法制化の実現や、平成十八年十二月には設立当時からの基本運動方針の一つである新教育基本法の成立を見る等、これまでの活動成果は各界より高く評価されておりますことは誠にご同慶に存ずる次第です。

 私も平成十五年より京都に移りましたが、現在日本会議京都の会長の大任を勤めさせて頂き微力を尽くしております。今後も三好会長を中心に日本会議の最重要目標である「新憲法の制定」を実現し、伝統と文化に根差した『誇りある国づくり』に邁進されますことをお祈り致します。(九月五日)

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柳澤忠麿 日本会議大阪議長代行・運営委員長

 中央の活動が地方に新たな息吹を吹き込む

 日本会議・日本会議国会議員懇談会が設立以来、十年を迎えられましたことを心よりお祝い申し上げます。十年の間、国民運動を牽引して頂いた多くの皆様に心から感謝申し上げる次第です。

 この間、常に「誇りある国づくりへ」をキャッチフレーズに皇室、憲法、教育、英霊顕彰、安全保障、家族といった広範な国家重要テーマを本部が取り組むことによって、大阪でも五月三日に憲法シンポジウムが開催されたり、行政側に男女共同参画条例制定に当たっての文案是正などの陳情活動を展開するなど、従来とは異なる新たな国民運動を展開して参りました。また、教育基本法改正を求める意見書決議及び国民署名活動、皇室典範改悪反対の国会議員署名活動など国家の命運を決する問題についても、中央からの敏に応じた指令の下、多くの議員とも直接お会いし、協力して頂ける方々も確実に出て参りました。文字通り、中央の活動が地方の活動に影響を与えた例と言えます。

 現在、府下には北摂、北河内、中河内、河内、泉州の5支部が地域ならではの特色を生かして、日本の町づくりのために近隣の会員の方々が結集して、講演会、役員会、行政への働きかけが展開されていますが、この動きが広まり、会員が拡大されていくことが、地域を再生していくものと確信しております。中央の方針を実際に実行するのが支部の方々であり、一人一人の会員の顔とお名前が一致する活動こそが、地域の文化、歴史を守る、ひいては国の文化、歴史を守る活動につながるものと思います。

 さて十年という年月は、これからの十年を展望するものでもあり、新教育基本法の下、教育関連法と第三者機関の設置と親学本部の設置によって、教育再生の成果が表れるとともに憲法改正が実際になされる段階に移ります。

 その様子を是非、目の当たりにする機会にしたいと思います。今後、よきご指導を頂ける中央組織に育ってほしいと思います。(九月十四日)

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角荘三 日本会議和歌山会長

 形の中にこそ魂が宿る

 遂に新教育基本法が成立した。我が国の教育にとって戦後最大の喜びである。今のところ空中に漂っているだけだが、今後その理念や目標が関連法も含めて教育界の隅々にまで浸透し、生きてはたらくことになろう。

 日本会議が、二つの教育改革プランとして教育水準を高めるための国の専門機関と、親学普及本部の設置を政府に要請していることは我々もよく承知しているが、私は前者を補完強化する意味で二点について提案したいと思っている。

 一つは、その専門機関は水準保障という観点から、全国の小・中・高等学校のみならず大学の教員養成システムの実態を調査・評価し、情報を公開する形を整えることこそ不可欠なのではあるまいか。

 本来教員の基本的資質は使命感と実践的指導力に尽きる。今日の教育課題に即して言えば、新教育基本法の理念を深く理解し、その目標達成の方法を追求して日々の指導に生かす情熱と能力に他ならない。従ってそのような視点から教員を養成したり免許更新の研修が行われなければならないであろう。

 二つ目は、学校における道徳教育が昭和三十三年に教育課程に入って以来名目だけのものになって久しいのは、教科書が無く、授業の形が蔑ろにされてきたからである。その結果、これまで文部省からの「幼児期からの心の教育の在り方について」諮問・答申があったり「心のノート」の作成配布があったり、学習指導要領の改訂もなされてきたが、現実には目を覆うばかりの青少年の幼児化や勝手主義の世相、そして犯罪の凶悪化などの状況を呈している。

 こんなときこそ感動的な教材を精選して徳育の検定教科書が作成されて、全校が使用して指導の充実を図るという形を整えてこそ教育再生の道が開けてくると信じている。(八月三十日)

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田村勝己 日本会議岡山議長

 明日への責任~日本会議十周年によせて~

 極東の地にあって、我が日本は民族の中心に世界に比類なき歴史と伝統を持つ皇室を奉戴し、自然との調和、人との調和、争いを好まず「和」を非常に大切にする独自の文化を築いて参りました。同時に義のためには己の身も顧みない武士道も生み出しました。

 しかし今の日本は、己の欲望だけを優先する殺伐とした社会に堕しています。親の子殺し、子の親殺し、弱いものをいじめて恥とも思わない、目を覆うような非道な事件が溢れています。

 道徳心や宗教心の欠けた政治や教育、偏向した報道の結果、素直に日本人としての誇りや愛国心を持てなくなっていることにその原因があると思います。

 国を愛する心とは、風土や歴史や伝統を学び、祖先を敬い、誇りを持ち、同じときを共に過ごす人々を大切に思う心です。過去から現在、そして未来へと民族の誇りと伝統のバトンを継承する使命と喜びに気付くことです。また法律や規則や権利以前の本当に大切なもの、生命や自然への畏敬と感謝、利他愛や無私の心というものは、宗教心に基づく道徳的教育の実践を通してはじめて習得することが出来ます。教育基本法改正から「宗教的情操教育の涵養」が除外されたことは改正の意義すら失わせかねない大きな禍根です。

 日本会議は、真の日本人を創るために、今までも元号法制化運動や国旗国歌問題、教科書問題、教育基本法の改正、皇室典範改悪阻止活動や親王殿下ご誕生奉祝活動など日本の未来を守るための様々な活動に取り組み、着実に成果をあげて参りました。しかしながら岡山においても、実質的な活動の中心メンバーの高齢化が進み、次代を担う若い世代の育成が急務です。この素晴らしい日本と日本人の誇りと伝統を守るために、あらゆる努力を惜しまず継続することは、我々の責任であり義務です。明日への責任を果たすため、倦まず弛まず諦めず同志の輪と和の拡大に邁進させていただきたいと存じます。(九月四日)

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久松定成 日本会議愛媛県本部会長・靖国神社崇敬奉賛会会長

 創立十周年を祝う

 黛敏郎氏の遺影が掲げられる、ホテル・ニューオータニの一室で、日本会議が発足して早や十年が経過した。この間、この会議が抽象的オピニオン・リーダー的役割だけでなく、国会や地方の議員懇談会まで整備して、日本の政治的針路に大きな影響を及ぼすに至ったことは特記すべき現象であろう。

 ご協力を頂いた役員や会員各位に深甚な敬意を表する。

 また靖国神社に関しては、一貫して絶大なご厚情を賜り、崇敬奉賛会長として、感謝・感激一入である。

 今年はたまたま盧溝橋事件七十周年記念日の七月七日に、両陛下並びに皇室の方々と東京でお会いする機会があった。毎回温顔を拝し、お話を伺う度に感ずるのは、日本という国のゲマインシャフト(運命共同体)としての自覚である。これは片意地張った思想というより、上に伝統ある皇室を頂きながら、国民同士が互いに肌の温かみを覚えるような情緒性と信頼を意味する。

 安倍前首相が著書や昭和の日の祝辞で引用した、映画『三丁目の夕日』の内容にもやや近いものがある。この感性で行くと、同じ日本人でありながら、いわゆるA級戦犯を区別して、靖国神社合祀に反対することもないであろう。

 お盆で迎え火をしてお出でを乞う先祖に、個人的区別を加えないのと同様である。

 この信念への経路の中で、東京裁判史観の滅却は必要であり、最近の中西輝政氏らの戦史情報の解析と発信力の向上への試みは注目すべきものがあり、本会議事務総長の椛島有三氏による『米ソのアジア戦略と大東亜戦争』もその有力な手助けとなる名著である。

 さらに新教育基本法に基づく動きや、今後の憲法改正にも注目したい。日本人の心を取り戻すこと、これこそが本会議の不変の命題とも申せよう。(九月十八日)

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山内新 日本会議熊本会長

 元気で誇りある国づくりのためのわが国の安全保障について

 先般の参議院選挙で安倍総理率いる自民党は厳しい一敗を喫した。安倍総理は就任以来自信と誇りのもてる日本の建設に向って着々と教育の再生、自主憲法制定をはじめ戦後体制からの脱却を目指して努力してこられたので一瞬強い失望感に襲われた。私は小学校一年生のとき満州事変が、中学校一年生のとき支那事変が、そして五年生のとき大東亜戦争勃発を経験し、軍人になってお国のために働きたいと志した。終戦のときは本土決戦に備えて訓練に励んでいた最中だった。

 丁度二十歳になっていたが多くの同年配の者達が尊い生命をお国のために散らしていた。「戦争は終った。激情に走って大道を誤ってはならない。戦後復興に努めよとのお諭し」を繰返し想い出してはやるせない思いが続いた。

 国の安全保障については片時も忘れることはできなかったが、兵器として原子爆弾が使用されるようになった以上これを使用すれば人類の破滅になるのでもうこの地球上では戦争はできないし従って軍備もその必要がなくなり世界平和が訪れるようなことになれば安全保障について云々することは最早杞憂に過ぎないかと思えてきた。

 然るにその五年後にわが国に最も近い隣国の朝鮮で戦争が起ってしまった。

 原爆の開発で地球上から戦争はなくなるなどと考えていたことが如何に甘かったかと思い知らされた。然しその後も大なり小なり国際紛争や戦争が次々に起った。然し軍備競争に破れたソ連が解体されて東西冷戦も収り愈々二十一世紀を迎えることになり人類の長い間の夢であった戦争の二十世紀からお別れして平和の二十一世紀を迎えることができたと喜んでいた矢先アメリカニューヨークでの同時多発テロを契機として中東では十年戦争がいつ果てるともなく続いている。このような現実を経験してみると国の安全保障対策は国家にとって片時も忽せにできない最重要課題であることが分ってきた。わが国の安全保障を考える上でまた大事なことは「自分の国は自分で守る」ことを真剣に考えないといつ何が起こるか分らない国際情勢である。

 嘗て「百年兵を養うは一日これを用いんがためなり」と軍務に励んだものであるが今や日本が外国に戦争をしかけることは毛頭考えられないから戦争が起きるとすれば外国からしかけられる戦争となる。そのためには外交上は勿論あらゆる手を尽して戦争を防ぐことを考えることは当然であるが、相手に日本に戦争をしかければ自国の存亡にかかわる一大事になるからと戦争を断念させるだけの精強な軍備を整えて対応することが必要であると考える。

 今や我々は「百年兵を養うは一日もこれを用いないためなり」と考えて平素から精強な軍備を整えるべきではなかろうか。(九月五日)

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上野アントニオ義雄 ブラジル日本会議会長

 ブラジル日本移民百周年を明年に控えて

 この度、私共ブラジル日本会議のメンバーが日頃敬愛する日本会議が設立十周年を迎えられ、記念大会を催されることに遙かブラジルよりお祝い申し上げます。

 ブラジル日本会議の誕生は、去る九年前、ブラジル日本移民九十周年を記念してビデオ「天皇陛下とブラジル」制作がきっかけとなり海外初の拠点として発足しました。

 私自身は、日本人の血を引いたブラジル人として、又長年ブラジル中央政界に在席する立場から、日本国内の運動に参加はできないが、その精神と信念を学び将来のブラジル日系社会引いてはブラジル連邦共和国の指針にしたいと、推されてためらわず会長に就任しました。

 早くも、今年で七年になりますが理事長を始め関係者のご尽力により、毎年新年祝賀会、天皇誕生祝賀会を催し、更には日本会議の協力を頂き皇居清掃勤労奉仕団を結成、海外から初めて参加する事ができました。実績は下記の通りであります。

 記

 第一回二〇〇一年団員二十三名

 団長小原ブラジル陸軍退役少将

 第二回二〇〇三年団員二十七名

 団長木原ブラジル陸軍退役大佐

 第三回二〇〇五年団員三十二名

 団長渡部オイスカ中南米代表

 本年は、十月一日から四日に亘って奉仕団を派遣、日本会議設立十周年記念大会に参加出来る好機を得て大きな感謝と感慨に浸っております。

 最近、日本会議女性の会会長小野田町枝様、二期会のオペラ歌手森敬惠様など日本会議関係者との交流も盛んになり、会員一同も機運が盛り上がっております。

 特に、月一回の機関紙『日本の息吹』は好評で、日本のオピニオン・リーダーのご高説と日本の将来の指針をかざした教育、道徳、国政の全国運動に感激と啓発を受けており感銘しております。

 新年二〇〇八年は、ブラジル日本移民百周年祭、ブラジル・日本両国の交流元年を迎えます。皇室のご来駕を仰ぎ記念式典が盛大に挙行されます。このメッセージを以て招待状に代えさせて頂きます。(九月十九日)

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